仕事内容
【ミッション】
当社が開発する高出力ジャイロトロンシステムについて、工場試験(安曇川)から顧客サイトでの据付・試運転、実運転への引き渡しまでを技術的にリードしていただきます。
装置が「設計どおりに動くこと」を証明し、顧客に引き渡すまでの全工程を預かる、事業の最終品質を決めるポジションです。
私たちの目標は、持続可能なエネルギー源としてフュージョンエネルギーを確立することであり、そのためには優れた技術力を持つ人材が不可欠です。私たちと共に、フュージョンエネルギー市場での成長を支え、未来を創造していくことに情熱を注げる方を募集します。
【仕事内容】
・ジャイロトロンシステムの試験計画・試験要領書の作成、試験治具・計測系の設計
・ミリ波計測(出力パワー、周波数、モードパターン、反射波、アーク検出)の実施とデータ解析
・高電圧・真空・冷却系を含むシステム全体のコンディショニング運転と、昇圧シーケンスの最適化
・国内工場でのFAT、および海外顧客サイトでのSAT・試運転の技術責任者としての立会い
・新規試験設備(照射試験レンジ、ビームダンプ、遮蔽、インターロック)の立上げ計画と安全設計
・試験データの整理・報告書作成、および設計部門への設計フィードバック
※業務内容は多岐にわたるため、ご経験やスキルに応じて担当範囲は相談のうえ決定します。
【ポジションの魅力】
・世界の主要なフュージョンエネルギープロジェクトに納入される高出力ジャイロトロンの試験・現地立ち上げに携わることができます。
自身が関わった装置が実際に稼働する瞬間まで見届けられる、ダイナミックな仕事です。
・国内でも、高出力ジャイロトロンの試験・評価を担える技術者は非常に限られています。実機を扱いながら、高度かつ希少性の高い専門性を身につけ、技術者としてのキャリアを築くことができます。
・フュージョンエネルギーの商用化という長期的なミッションに、製品の性能・品質を実機で確認し、確実な稼働へとつなげる重要な役割から直接貢献できるポジションです。
必要な経験・スキル
【必須スキル】
・電気計測または高電圧設備の取扱いに関する実務知識
・試験要領書・試験報告書を自ら作成した経験
・国内外への出張が可能な方(海外サイトでの立上げ業務があり、海外出張は年間数回発生します)
・英語力(中級程度/技術文書の読み書きと英語会議での議論ができるレベル)
以下のいずれかの実務経験
・産業用装置、電気設備、または研究設備の試験・立上げ(コミッショニング)業務
・大型装置のプロジェクトエンジニアリング(試験計画立案から引渡しまで)
・計測系の設計・構築およびデータ解析
※ミリ波・高周波の計測経験は必須ではありません。入社後に社内の技術リードがサポートします。原子力・フュージョンエネルギーの知見も不問です。
【歓迎スキル】
以下のいずれかに1つ以上に該当する方
・ミリ波・マイクロ波の計測経験(パワー計測、モードパターン、ネットワークアナライザ等)
・高電圧機器・真空機器のコンディショニング運転の経験
・試験計画法(DoE)、統計的データ解析の知見
・電波法(実験局免許)、電波防護指針、電気設備技術基準に関する実務経験
・インターロック・安全設計(IEC 61508等)の知見
・熱画像計測、赤外線サーモグラフィの経験
・電気主任技術者、放射線取扱主任者等の資格
【求める人物像】
・当社のVision/Mission/Valueに共感し、それを業務に活かせる方
・高い分析力と問題解決能力、優れたコミュニケーション能力とチームワーク能力
・現場で起きた事象を自ら計測・観察し、原因を突き止めることに面白さを感じる方
・安全を最優先に、確実な手順を組み立てられる方
募集概要
(フルタイムの場合)
京都フュージョニアリング株式会社について
Vision
□VISION: Sustainability through fusion technology
01核融合技術を確立させ、世界が共に繁栄する未来を実現する。
02クリーンエネルギーの安定供給にとどまらないフュージョンの力をもって、ネット・ゼロの実現に貢献する。
03エンジニアリングの限界を引き上げ、人類の技術力を更なる高みへ飛躍させる。
□MISSION:
確かな技術とソリューションをもって、フュージョンエネルギー実現への課題を解決する。
01顧客とのパートナーシップを通じて核融合工学技術を加速度的に進歩させ、フュージョンエネルギーの早期実現をけん引する。
02数十年にわたる核融合研究開発の専門知識を軸に、日本の技術力に根ざした次世代のエンジニアリングソリューションを創り出す。
03世界初の商用プラントを統合技術で実現し、エネルギーエコシステムの創出に貢献する。
□OUR CREDOS:
01 Enjoy the Challenge:人は楽しんでいる時こそ最大限の力を発揮できる。フュージョンエネルギーの実現という前例のない挑戦を、ワクワクしながら楽しもう。
02 Multiple Perspectives, One Vision:一人ひとりの独自性と専門性が、組織をより強くする。共通のビジョンのもとに集った仲間の互いの視点を尊重しよう。
03 Innovate with Integrity:エンジニアリングを事業の柱とするグローバルな組織として、誠実で責任ある研究開発をもって進化を遂げていこう。
04 Collaborate to Deliver:革新的なエンジニアリングソリューションを社会に届けるために、志を共にするパートナーとのコラボレーションを力に進んでいこう。
05 Dedicated to Accelerate:自らの能力とチームの力を惜しみなく発揮し、フュージョンエネルギーをいち早く実現しよう。
事業内容
私たちは、フュージョンエネルギープラントのエンジニアリングを専門とする企業です。2019年に京都大学をはじめとする日本の核融合研究の長年の蓄積を礎に設立しました。
エネルギー問題と気候変動という人類共通の課題に正面から向き合い、二酸化炭素を排出しない究極のクリーンエネルギー源「フュージョンエネルギー」の早期実現をけん引しています。プラズマを加熱するシステム「ジャイロトロンシステム」、核融合反応で生まれるエネルギーを有効活用する「フュージョン熱サイクルシステム」、そして燃料を絶えず供給し続ける「フュージョン燃料サイクルシステム」の3つを主要プロダクトとして展開。これらを統合した実証試験プラント「UNITY-1」および「UNITY-2」の建設・運用を推進し、世界に先駆けた発電技術の実証を目指しています。
ジャイロトロンシステムは米国・英国・ドイツ・チェコの公的プロジェクトに採用され、技術優位性でグローバルな存在感を発揮しています。国家戦略「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略」が掲げる2030年代の発電実証に向けて、商業化への道を全力で切り拓いています。
代表取締役社長 COO
世古 圭
2021年4月より執行役員として京都フュージョニアリングに参画し、2023年より代表取締役社長COOに就任。参画以前は三菱商事にて約10年間、海外JV設立やクロスボーダーM&Aを含む多数の事業開発・戦略投資を実行。MBA取得後は国内有数のベンチャーキャピタルであるCoral Capitalにてディープテック領域を中心に複数の投資を手掛け、京都フュージョニアリングへの投資も担当した。東京大学 修士(物理工学)、欧州MBA(IE Business School)取得。
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