仕事内容
分散型装置とデータインフラで、金属資源循環をつくり直す。
金属資源循環を、テクノロジーで再構築する会社です。
鉄・銅・アルミをはじめとする金属、またそれらに含まれる希少金属は今、経済安全保障や脱炭素の観点から世界的な戦略資源になりつつあります。
しかしその産業構造は、巨大設備・大量処理・品質不透明といった旧来の常識のままであるため、金属が本来有する価値を失い、時に廃棄されてしまうことがあります。
高品質な金属スクラップの需要は高まるのに、正しく循環しない資源がある。
この矛盾が、業界全体の課題になっています。
Sun Metalonが開発するのは、小型・分散型の金属リサイクル装置です。
これまで価値を失ってリサイクル、または廃棄されていた金属くずを、独自の加熱技術を適用した装置で、発生した現場で高品質な資源へ再生します。
この装置を単に設置するだけでなく、産業全体に広げることで、稼働データを蓄積・流通させ、金属サプライチェーンそのものをデータで再設計する基盤を確立します。
ハードウェアを通じたデータインフラの構築。
100兆円規模の金属産業を、根本から作り直す挑戦をしています。
この挑戦は、日本製鉄様・住友商事グローバルメタルズ様をはじめとする業界トップ企業にも認められ、出資を受けるとともに、経済産業省「J-Startup」及び「ディープテック・スタートアップ補助金事業」にも採択されています。
【募集背景】
Sun Metalonは現在、金属リサイクル装置の商用初期導入を進めるとともに、処理能力・稼働率・保守性の向上を見据えた連続方式の熱処理炉の開発に取り組んでいます。
今後、大手金属メーカー・製鉄メーカーへの顧客納品・現地立ち上げ・量産化を進めるため、連続炉の開発を各専門領域から推進できる仲間を募集しています。
【このポジションで実現したいこと】
開発中の連続方式の熱処理炉を、顧客納品・現地立ち上げ・量産化を見据えた商用装置へ進化させることが本ポジションのミッションです。
顧客ごとの設置環境・設備仕様・運用条件に対応しながら、長期に安定稼働する連続炉をつくり込んでいただきます。
・熱処理炉としての完成度向上:炉体構造、断熱、温度分布、搬送方式、メンテナンス性まで含めて、顧客現場で長期に安定運用できる加熱処理炉へ仕上げる
・加熱プロセスの高効率化・安定化に資する設計高度化:材料の形状・含油水分・処理条件に応じて、搬送、投入排出、排気・回収、保守性を改善し、安定した処理品質と処理量を実現する
【具体的な業務】
金属リサイクル熱処理炉の機械設計マネジメントおよび実設計について、現在の開発メンバー及び社外の協力会社様とともに推進、実行をしていただきます(仕様策定・基本設計・詳細設計・試作評価・装置立ち上げ等)
・炉体・搬送機構の設計:炉体構造、断熱構造、フレーム、外装、シール構造に加え、材料の投入、炉内搬送、排出、回収までを含む搬送機構・投入排出機構の設計
・排気・回収・メンテナンス構造の設計:加熱処理に伴う蒸気・排気・回収系の機械設計、および清掃性、消耗部品交換性、メンテナンスアクセスを踏まえた構造設計
・実機評価・設計改善:試作機・実機での搬送安定性、温度分布、処理品質、保守性、組立性、コストを評価し、炉体・搬送・周辺機構の設計改善へフィードバック
・社外パートナー様との設計推進:炉メーカー様、OEM先様、量産サプライヤー様との仕様折衝、図面レビュー、QCDを踏まえた技術判断、および3D CAD/2D図面を用いた実設計・設計レビュー
【仕事の魅力/チーム体制】
会社としての魅力
・シリーズA・50名以下のフェーズで、会社の技術的な土台をつくる存在になれる
・米国シカゴの実証拠点と連携しながら、グローバルな開発・展開に初期から携われる
・日本製鉄様など業界トップとの連携のもと、実際の産業現場で自社プロダクトが使われる実感がある
本職種の魅力
・量産化という会社の最重要フェーズを、機械設計の主役として動かせる
・仕様策定から量産立ち上げまで、ハードウェア開発の全工程を一気通貫で担える
・社外の量産サプライヤー・OEM先との技術折衝を通じて、設計者としての交渉力・推進力を磨ける
チーム体制
・機械・電気・ファーム/ソフトウェアの各領域のエンジニアと、業務委託様を組み合わせたチームで5名程度です(今後は協力会社様と社内外の開発設計分担を検討しております)
・装置の使いこなし(プロセス条件策定)にあたっては2名程度の実行チームがおります
・Sun Metalonとして一貫した開発/評価チームメンバーがおり、それぞれの専門領域を活かし、尊重しながら一連の装置を開発しています
必要な経験・スキル
【必須スキル】
・産業用熱処理炉、連続加熱装置、乾燥炉、焼成炉等における開発/設計の実務経験(5年以上目安)
・炉体構造、断熱、搬送機構、投入排出機構、安全、メンテナンス性を踏まえた装置仕様策定・基本設計・詳細設計の経験
・2D/3D CADを用いた実設計・設計レビュー、および試作評価・不具合改善・装置立ち上げを推進した経験
・OEM先、炉メーカー、量産サプライヤー、加工・組立パートナー等との仕様交渉・技術折衝・図面レビューの経験
・ネイティブレベルの日本語力
【歓迎スキル】
・連続炉、搬送炉、連続熱処理ライン等の設計・開発経験
・製鉄、非鉄、鋳造、熱処理、産業炉、プラント設備領域における設備設計・設備開発経験
・トレイ搬送、プッシャー、コンベア、ローラー、チェーン等を用いた炉内外の搬送・投入排出機構の設計経験
・高温環境下での熱膨張・熱変形・断熱・シール構造を考慮した設計経験
・ビジネスレベルの英語力、または海外拠点・海外顧客・海外サプライヤーとのプロジェクト推進経験
募集概要
(フルタイムの場合)
株式会社SUN METALONについて
Vision
当社SUN METALONは「金属業界の脱炭素化を推進し、人類の進歩に貢献する」というミッションを掲げ、独自の金属加熱技術を用いて世界のCO2排出量の10%を占める金属業界の脱炭素化を推進するディープテックスタートアップです。2024年10月に大型の資金調達と大手鉄鋼商社との事業提携を機に、これまで積極投資してきたR&Dに加えて、プロダクト開発と事業拡大にも大きく投資する急拡大フェーズに入っております。
事業内容
SUN METALONは、金属業界の脱炭素化を推進するディープテックスタートアップです。低コスト、低CO2、ポータブル化を実現する独自の金属加熱技術によって、金属の製造・リサイクルにおけるより効率的な循環型サプライチェーンを実現します。
鉄鋼/金属という巨大な市場に幅広く適応可能な汎用性の高いコア技術を保有していること。顕在化していないシーズに対する技術開発を行うdeep tech企業が多い中、脱炭素という企業ニーズに合致したプロダクトを提供しており既に売上が立っていること。大手メーカーや商社といった大手企業出身の優秀層、中小企業出身の尖った強みを持つ職人、他のスタートアップの元CXOといった業界のトップタレントが集結した多様な強い組織であること。この3点を国内外の著名なVC・投資家から評価され、シリーズAでは異例の31億円を調達し、累計での資金調達額は41億円に達しています。
代表取締役CEO
西岡 和彦
東京大学大学院機械工学科を修了後、日本製鉄にて、エンジニアとして11年間勤務(生産技術、加熱炉開発)。新原理に基づく金属加熱技術を着想し、キャンプ場等でのプライベート検証実験を経て、2021年にSUN METALON創業。
メンバー
瀧澤 慶
学部卒後ブリヂストン入社。アメリカ子会社経営企画・ブラジル駐在を経てIMDにてMBAを取得。その後マッキンゼーにて大手製造業の構造改革、組織変革、戦略策定に従事。2021年にSUN METALON参画。
鈴木 大地
日本製鉄で薄板関連の技術開発に6年間従事。その後、アマゾンジャパンにて自動倉庫の設計責任者を経験し、前職のスタートアップでは社内初のハードウェア設計チームの立ち上げをリード。2021年12月より現職。
西野 誠士
大手商社にて8年間鉄鋼・金属製品の営業に従事。主に材料から加工製品まで一貫した新規営業を行い、2年間は再エネ及びプラント業界向けにチームリーダーとして新規事業立上げを経験。2022年10月より現職。
Tech Planning Manager
東京工業大学大学院電子物理工学専攻卒業後、株式会社ニコンにて半導体製造装置のプロセス開発に従事。その後、エレファンテック株式会社にてフレキシブル基板の製造技術開発を5年、執行役員取締役として開発・製造計画のマネジメントや工場の立ち上げを3年間実施。2024年9月より現職。
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