仕事内容
株式会社Space Quartersは、「宇宙建築技術を確立し、人類の宇宙開発を加速させる」ことをミッションに掲げ、独自開発した電子ビーム溶接機とそれを搭載したロボットシステムを組み合わせた宇宙建築ロボットシステムの開発を行っている東北大学発のディープテックスタートアップです。従来の「地上で組み立てたものをロケットで運ぶ」のではなく、「宇宙空間で組み立てる」という革新的なアプローチで、人類が宇宙を生活圏とする世界の実現を目指しています。
【ポジションのミッション】
本ポジション宇宙機開発プロジェクトの中核として、ミッション要求を満たす宇宙建築ロボットシステムやその建築の対象物(衛星や月面基地の構造物等)を、要求仕様やスケジュール等を総合的に判断しながら開発完了、そして打上までに導くことがミッションです。
単なる進捗管理ではなく、技術的な課題・リスクを俯瞰し、意思決定を行いながら、開発プロジェクトの前進を担っていただきます。
【採用の背景】
当社は2022年に創業し、2026年3月に航空機を用いた試験により、宇宙真空環境および微小重力・月面重力模擬環境下での溶接実証試験を実施し、金属材料および月面レゴリス建材の溶接に成功しています。
2031年の商用化を目指し、2028年の宇宙空間(ISS船外暴露実験棟)での溶接実証(契約済)、2029年の軌道上建築実証を控えており、現在技術実証フェーズから実際の宇宙機開発フェーズへ移行するにあたり、複数の開発テーマ・関係者を横断して推進するプロジェクトマネジメント体制の強化が必要となっており、プロジェクトを牽引していただける人材を募集しています。
【具体的な仕事内容】
宇宙機開発プロジェクト全体の推進のため、以下業務を担っていただきます。
・プロジェクト計画(スケジュール・予算・リソース)の策定・管理
・各エンジニア(機械・熱・電気・制御等)との開発推進
・技術課題・品質課題・プロジェクトリスクの抽出、分析、解決方針の策定
・設計レビュー、各種審査・試験の計画および運営
・顧客、行政機関、打上げ事業者、協力会社との調整、共同推進
・要求変更、開発計画変更に伴う技術・コスト・スケジュールへの影響評価と意思決定
・プロジェクトメンバーのリードおよび関係部署との連携
・開発~打上げ~初期運用を見据えたプロジェクト全体の統括
【組織情報】
CEO大西(元IHI、WHILL)、COO高橋(元経営共創基盤、CADDi)、田中(元三菱電機、静止軌道衛星20基PM)、大木(元JAMSTEC、深海探査ロボット世界準優勝チームリーダー)、技術顧問竹内氏(元三菱重工、「きぼう」開発リーダー)など、多様なバックグラウンドを持つプロフェッショナルが率いるチームです。チームには30代の経営層を中心に、20代から60代までの幅広い年代のメンバーが在籍しており、年長者の確かな技術と若手の柔軟性が融合したフラットな環境で、互いに学び高め合いながらプロジェクトを進めています 。
【ポジションの魅力】
・2031年の商用化を目指す宇宙建築技術の中核を、自らの裁量とチームの力を最大化することで前進、実現をさせることができます。
・多様な専門領域のメンバーを束ね、品質・スケジュールのバランスを取りながら開発~打上げ~運用へ導くことで、技術とマネジメント両方のスキルを発揮し、高めて頂けます。
・経営陣と密に直接議論しながら、開発方針や優先順位の検討に携わっていただきます。
必要な経験・スキル
【必須(MUST)】
・ハードウェアの開発マネジメント経験
・宇宙環境や宇宙機システムに求められる要件を理解できること
・開発プロジェクト(開発~評価~打上・運用)のプロセスを策定してリードすることができること
・一定以上の物理現象理解があること
【歓迎(WANT)】
・宇宙機システム(ロケット、衛星等)の開発マネジメント経験
・宇宙環境や宇宙機システムに求められる要件を理解していること
募集概要
(フルタイムの場合)
株式会社 Space Quartersについて
Vision
The Pioneers of Space Architecture
宇宙建築技術を確立し、人類の宇宙進出を加速させる
事業内容
Space Quartersは、宇宙空間での組み立てを実現する「宇宙建築ロボットシステム」を開発するスタートアップです。 従来の宇宙構造物は、地上で組み立ててロケットで輸送するため、サイズや形状がロケットの制約を受けるという課題がありました。同社はこの課題を、軌道上で直接組み立てを行うロボット技術によって解消。圧倒的な低コストで大型拠点や宇宙インフラの構築を可能にし、宇宙輸送の発展と並行して「宇宙側のインフラ」を整備することで、人類が宇宙を生活圏とする世界の実現を目指しています。
Chief Executive Officer
大西 正悟
2016年に東北大学大学院博士前期課程修了。その後機械メーカーの株式会社IHIにてアンモニア・都市ガス混焼ガスタービンの開発に従事。世界初の2MW級のアンモニアガスタービン発電実証に成功。2019年より株式会社WHILLにてパーソナルモビリティの開発に従事。model C2, model Fを開発。CES2021のBest Innovation award やIF design awardなど複数の国際的な賞を受賞。2021年にTokyo Start up gateway最優秀賞を受賞し、2022年6月Space Quartersを創業。
メンバー
高橋 宗徳
2015年に東北大学経済学部を卒業後、経営共創基盤(IGPI)に入社し、製造業セクターを中心に大手企業の新規事業立案、出資先ベンチャーのハンズオン支援、M&AのFA業務等に従事。その後、製造業界の課題解決のため、CADDiに転職後は社長室長としてマーケティング立上げ・オペレーション高度化・自動見積アルゴリズム高度化・採用アクションの定量値の可視化といった複数の事業を前進させ、20名→200名の初期成長フェーズを牽引。退職後は独立してコンサルティング会社を経営し、宇宙ベンチャー・宇宙関連政府機関の支援などの経験を持つ。
竹内 芳樹
1984年に三菱重工業株式会社に入社し、31年間宇宙開発に従事。宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の開発当初からプロジェクトに参画し、システム要求設定やシステムアーキテクチャ設計等を担当。管制システムおよび搭載ソフトウェア開発をとりまとめた後、プロジェクトマネジャーに就任。また、宇宙ステーション補給機「こうのとり」与圧キャリアの開発プロジェクトも率いた。その後、同社本社部門にて、宇宙開発で培ったシステムズエンジニアリングのノウハウを全社展開した。
2021年に株式会社ispaceに転職しHAKUTO-R ミッション1に従事後、システムデザインのコンサルティングとして独立し、システムズエンジニアリングや宇宙開発に関わる会社の支援を実施中。2024年9月より当社の技術アドバイザーに就任。米国PMI認定PMP。
吉田 和哉
東京工業大学、マサチューセッツ工科大学(客員研究員)を経て、1995年より東北大学。専門は宇宙ロボット工学、ロボットのダイナミクスと制御、宇宙探査工学、超小型衛星の開発。小惑星探査機「はやぶさ」の開発にも参加し、月惑星探査ロボットの研究開発も進めている。国際宇宙大学客員教員、Google Lunar XPRIZEチーム「HAKUTO」技術責任者、株式会社ispace CTOなどを歴任。現在は、シスルナテクノロジーズ株式会社CTOも務める。
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