仕事内容
デジタルグリッドはMissionとして「エネルギーの民主化」を掲げ、日本初の「電力を生む発電家」と「電力を買う需要家」が直接売買できる電力プラットフォーム・デジタルグリッドプラットフォームを運営しています。デジタルグリッドプラットフォームは東京大学研究室で開発された「電気に色を付けて自由にやり取りする技術」が応用されています。その研究室出身である代表取締役・豊田は再生可能エネルギーのもつポテンシャルに目を付け、それを主役とする社会をつくることで、電気の在り方が変わり、新たなビジネスや文化が生まれ、社会に大きな変革をもたらすと考えています。
当求人は当社内で最も大きな事業部であるPlatform事業部に所属し、COOが管掌しています。マネージャーは執行役員が務め、開発・運用・営業の各チームと密に連携しプロダクト開発の旗振りをします。
具体的にお任せしたい業務内容は以下の通りです。
・ユーザー(顧客や関わる社内スタッフ)の業務を解像度高く理解し、最適化するための機能提案
・顧客や市場のニーズ、競合動向の収集や分析
・社内や顧客からの開発要望に対する方針および優先度やスケジュールの決定
・開発機能の仕様決定(whyとwhatの言語化)
・リリースの際のステークホルダーへの周知や合意形成
《エネルギーの民主化とは?》
従来では電力会社しか扱うことができなかった電気を誰もが自由に扱えるような社会をつくること
デジタルグリッドは障壁となっている技術的制約を取り払うことが大事だと考え、スタートアップの視点から様々な事業を展開しております。
・「電気を売りたい人」と「電気を買いたい人」をマッチングし、AIを用いて電力取引を行う電力プラットフォーム運営
・企業の脱炭素経営に関する知識課題を解決するGXnavi
・自社のノウハウを活用した系統用蓄電池の運用収益最大化事業
2025年4月に新規上場をし、より開発速度の低下や認知負荷を解消しながらプロダクトの開発を行えるよう開発体制を強化していきたいと考えております。
【サービスの強み】
①独自技術を元に、従来の課題を解決し、最適な電力調達が可能であること
・従来の課題であった再エネの取り扱いの難しさを、特許技術を用いた取引ロジックと精度の高いAIで代替することにより解決し、発電企業と需要企業のコストとリスクを抑えた電力取引を実現している
・従来とは異なり発電企業と需要企業が直接契約することで、自由な電力調達ポートフォリオの組成ができる仕組みである
②当社の想いやプロダクトの優位性・独自性が徐々に社会から評価されてきていること
・2024年には累計43億円の資金調達を完了し、市場からの期待は非常に高まっている
・大手企業との取引数も増加しており、主力事業であるDGPの導入拠点数は、すでに5000を超えている状態となっている
③エネルギー改革の先陣を切る東大発のベンチャー企業であり、業界の知見が深いメンバーで内製開発をしていること
・当社は、他社だけでなく自社においても脱炭素への認定を得た企業の再エネ導入に関するスペシャリスト集団であること
・『エネルギー制約のない世界を次世代につなぐ』を実現するために、経営陣含め会社全体でコミットし安価でクリーンな再エネを増やすための施策に投資していること
必要な経験・スキル
【必須スキル】
・システム構造(全体構造、コアになるAPIロジックの概要、内外システム間連携、データベース設計)を理解し、エンジニアとコミュニケーションが取れること
・社内のステークホルダー(経営陣、営業、CS、PR、開発)と自ら適切なコミュニケーションを取り合意形成ができること
・自社システム開発のプロジェクトマネジメント経験があること
・プロダクトオーナー、プロダクトマネージャーとして、ニーズをシステムの仕様に落とし込んだ経験があること
・未経験の業界で初めて触れるドメイン知識をキャッチアップして業務にあたった経験があること
【歓迎スキル】
・電力、エネルギー業界で働いた経験があること
・ソフトウェアエンジニアとして開発経験があること
・プロダクト企画のチームを立ち上げ、スケールさせた経験があること
・顧客や市場のニーズを収集・分析し、プロダクト開発のサイクルにフィードバックする仕組みを構築した経験があること
・新規事業やサービスのアイディアを形にし、検証して改善した経験があること
【求める人物像】
・未知の領域に自ら飛び込みチャレンジできる
・ユーザーに対する価値にフォーカスした開発ができる
・高いコミュニケーション能力を持ち、チームや組織が発揮する価値を最大化できる
募集概要
(フルタイムの場合)
デジタルグリッド株式会社について
Vision
VISION
エネルギー制約から解放された世界を創る
MISSION
エネルギーの民主化を実現する
VALUE
多様性を活かし、組織の成長に寄与する
自ら問いを立て、困難に挑む
時代に先駆け、社会への持続可能な価値を創造する
事業内容
デジタルグリッドプラットフォーム(DGP)は東京大学発の電力P2Pプラットフォームです。
「電気を創る再エネ発電家」と「電気を買う需要家」が直接売買できるシステムを備えており、電力取引に加えて環境価値取引も行うことができます。
AI予測技術を駆使し需給管理を自動化することで、発電家や需要家は需給バランスを気にせずに、電力を自由に売買できるようになりました。
【DGPの特徴】
DGPは、再エネ電源に加え多種多様な電源と電力需要をピアツーピア(P2P)で結び付ける、「電気の取引所」となります。
DGPの主な特徴は次の3点です。
①電力取引の専門資格やシステム投資なしで取引できる ⇒電力取引プレーヤーを増やせる
②電源識別を行う(例えば、再エネだけを選んで購入できる) ⇒再エネ活用を円滑化する
③需給調整等の煩雑な業務をAIなどで自動化 ⇒発電家は電気の効率的な売却、需要家は電力コスト削減が見込める
環境にやさしい再生可能エネルギー(再エネ)は、世界中の消費エネルギーを余裕で賄うことのできるポテンシャルを秘めています。しかし日本は他国と比べても再エネが普及しづらい体制になっていて、化石燃料などの限りある資源に依存しているのが現状です。
この課題を解決するため、デジタルグリッド株式会社は 「電力を生む発電家」と「電力を買う需要家」が直接売買できるシステムを備えたプラットフォームを提供しています。電力取引に加えて環境価値取引も行うことができます。
電力売買に参入しやすいプラットフォームを整えることで、再エネという選択肢を誰でも自由に選べる未来を目指します。
代表取締役社長 - Chief Executive Officer
メンバー
松井 英章
1996年早稲田大学大学院修了(物理学)。
NTT、野村総研、トーマツ環境品質研究所を経て、2007年日本総合研究所入社。
多数の再エネ・スマートシティ関連の業務に関わり、2015年よりデジタルグリッド技術関連のプロジェクトにも参画。
2018年デジタルグリッド入社。
近清 拓馬
東京大学大学院工学系研究科修了(技術経営戦略学専攻)後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。
戦略立案、経営改革、オペレーション改善プロジェクトなどに従事。2017年国内重工系メーカーへ出向し電力ビジネスに携わる。2019年にデジタルグリッド社参画。
なお大学時代にサウジアラビアにて太陽光発電の経済性評価を研究。
嶋田 剛久
1993年明治大学法学部卒後、日本長期信用銀行入行。
その後、東京三菱証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)を経て、2004年ゴールドマンサックス証券に入社しマネージングディレクターとして金融商品開発部長、法人営業部長を歴任。
その後UBS証券 (投資銀行本部 マネージングディレクター)を経て、2020年4月 デジタルグリッド入社。
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