仕事内容

■採用背景
2017年に創業以来、muiボードを中心にユニークなカームテクノロジーのハードウェアを中⼼とした研究開発によりユニークな競争優位性を築いてきました。
CESの受賞/業界大手との資本業務提携/グローバル企業との提携も実現し、国内でも独自の地位を築いている時期にあります。

今後は、muiボードの量産/muiボード以外の新規プロダクトの企画を加速させる、極めて重要な成長期にありますが、現状は品質保証を専門とする部署がなく、その構築が喫緊の経営課題となっています。

国内外のサプライヤーと連携するファブレスメーカーとして、高度なサプライヤー品質管理体制をゼロから築き上げる必要があり、本ポジションを募集する運びにしました。

日本発、未来のグローバルブランドの品質保証体制を一から築いていただく、創業メンバーに等しい重要なポジションです。

■職務内容
CTO/プロダクトマネージャーと密に連携し、品質保証の実務を推進するコアメンバーとして、mui Labのプロダクト品質向上を最前線でリードしていただきます。

全ての製品において、他社に類似したものはなく一からの開発となることから、過去の事例だけでなく、品質保証の原理原則を元にした考えの上で製品の品質向上を担うことがミッションとなります。

今後、数千万世帯に利用される可能性のあるスマートホームのスタンダードを創っていただくことを期待しています。

▼入社直後にお任せしたい業務
【製品開発プロセスにおける品質保証活動】
- 企画/要求定義フェーズ：リスク分析、要求レビュー
- 設計フェーズ：設計レビュー（DR）、信頼性テストの設計・計画
- 実装/テストフェーズ：各種テストの実施管理、不具合分析、リリース判定

【サプライヤー品質管理】
- 国内外の製造委託先サプライヤーの選定・評価
- サプライヤーの製造工程における品質指導・監査
- 量産立ち上げ時の品質作り込み、変更点管理

【コンプライアンス・市場品質対応】
- 各国安全規格（PSE, CE, FCC等）への適合性評価・認証取得業務
- 市場投入後の品質問題の分析、根本原因の特定、再発防止策の実行

▼希望/適性に応じてお任せしたい業務
【品質保証戦略・体制構築】
- 品質保証プロセスのゼロからの構築・改善
- 品質目標の設定、品質基準の策定
- QMS（品質マネジメントシステム）の構築・運用
- チームメンバーへの品質に関する教育・啓蒙

■このポジションの魅力
① 1人目品質保証｜Calm Technologyというまだ浸透していない概念を創っていく
- 従来のテクノロジーの設計において見過ごされてきた、人・自然・テクノロジーが調和した世界観を、技術とデザインを通じて社会実装する挑戦です。
- 木製の自然素材を活かしたUIなど、従来のエレクトロニクス製品にはない感性的な品質（触り心地、見た目の美しさ、経年変化）保証をゼロからつくることに挑戦いただけます。

② 日本発でApple・Teslaのようなグローバルブランドへ｜グローバル展開も進行中
- 日本企業初のMatter認証取得、CES/archiproducts DESIGN AWARDSなど海外の様々な賞を受賞しています。
- Amazon Alexa(アメリカ)/SwitchBot(中国)/Nanoleaf Japan(カナダ)/DSR(アメリカ)等、すでにグローバル企業との事業提携/業務提携も完了しており、グローバルで通用するブランドを目指しています。
- 海外工場とのコミュニケーションもあるため、英語を利用いただく機会もございます。

③ IPOを見据えた成長フェーズ｜マルチプロダクトの展開構想あり
- muiボードに続くハードソリューションの開発を企画しており、今後は新規プロダクトも連続的に立ち上げていく方針です。
- 経営層とダイレクトに品質戦略を議論し、承認されたアイデアは即座に実行に移せるスピード感のある環境で、単一プロダクトのみならず、複数のプロダクトに関わっていただくことが可能です。
- 独自のプラットフォームを構築した後は、AI、センシング、ヘルスケア、セキュリティ、睡眠、フィジカルOSなど、さらなる事業進出を予定しています。

③ 日本企業初のMatter認証取得｜CES Innvation Awardsを4度受賞
- 独自の技術を持ち、CES/archiproducts DESIGN AWARDS/BabyTech® Awardsなど海外の様々な賞を受賞しており、自社でR＆D部門も持っています。
- Apple、Teslaのように、独自の技術を持ちながら独自のデザイン思想で、グローバルに通用するブランドになることを目指しています。

■主な取組み・受賞歴
- ｢すごいベンチャー｣2025年に選出：https://x.gd/SAPJc
- 2025年度グッドデザイン賞を受賞：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000030640.html
- 「CES Innvation Awards」4度受賞
- 世界のテック企業約10社と並び、スマートホームの通信統一規格「Matter」のソフトウェア認証を取得(日本企業初)
- アメリカのIT分野に特化したメディア企業である、CNET社の記事では、The 5 biggest tech trends from CES 2020と５つの目新しいトレンドのうち、トヨタと並んでもう1社の日本社として掲載
- Amazon Alexa、Nanoleaf Japan、SwitchBot、DSR Corporation、三菱地所、小田急不動産、ギフティなど、様々な企業と事業提携が完了
- 元Appleのデザイン責任者（Don Lindsay氏）、元SONYでソニーエリクソンなどさまざまな事業カテゴリーでデザイン責任者を歴任し、現在京都芸術大学教授、元アップル副社長（前刀氏）、と錚々たる方々を Adviserに迎えている

必要な経験・スキル

【必須（MUST）】
- コンシューマー向けハードウェア製品の品質保証における設計検証～量産立ち上げにおける品質保証実務をリードしたご経験
- 製造委託先(サプライヤー)の品質管理・指導のご経験
- ビジネスレベルの英語力(海外サプライヤーとのメール、会議でのコミュニケーション)

【歓迎（WANT）】
- プロダクト全体品質の管理/運用のご経験(品質保証プロセスやQMSの構築のご経験)
- 品質保証部門の立ち上げや、チームメンバーの採用/育成/マネジメント経験
- ソフトウェアの品質保証に関する知識・ご経験
- ビジネスレベルの中国語（海外サプライヤーとのメール、会議でのコミュニケーション）

【求める人物像】
下記バリューに共感いただける方
- Creative：誰もがクリエイティブに考え、⾏動する。
- With our heart (⼼をこめる)：誰もがお客様のために、⼼をこめた仕事をする。
- Sustainable：誰もがサステイナブルに考え、⾏動する。
- Challenge：誰もがチャレンジを楽しむことができる。
- Professional：誰もが素敵なこだわりを持つプロフェッショナルである。
- Kurashi：誰もが⽇々のくらしを⼤切にする。

mui Lab株式会社について

Vision

「未来のくらしのあたりまえ」
私たちのプロダクトが未来のくらしにとけこみなじむデファクトスタンダードとなる

事業内容

【事業内容】
UX/UIデザイン、SaaSソフトウェア開発、自社プロダクト開発、販売、コンサルティング

mui Labは京都を拠点に、グローバルへ展開するCalm Techスタートアップです。
テクノロジーを活用し、人と人、人と自然がより良くつながる暮らしを実現することを目指しており、
天然木を使った革新的なIoTスマートホームコントローラー、世界的な潮流となりつつある「Calm Technology & Design」、
2022年秋にローンチされた世界的なIoT新規格「Matter」など、誰よりも早く新しいコンセプトや最新技術・規格をプロダクトやサービスに実装し世に送り出しています。

muiボードから事業が始まり、スマートリビング、エネルギーマネジメント、ホームオートメーションなど、
年々事業領域が広がっており、近年は、カーボンニュートラル・地球温暖化対策に取り組むインフラ企業や、
新しい暮らしの価値創造を目指すスマートシティ・スマートホーム企業とのコラボレーションが増えており、
クラウドソフトウェアによるホームDX、SaaSプロダクト開発、ユーザー向けアプリ開発、大手企業との共同開発プロジェクト、PoCなどが進んでいます。

直近は、2030年にスマートホーム市場におけるデファクトスタンダード、シェアNo.1を実現することを目指しており、IPOも計画しています。