仕事内容
当社は「ONE TABLEで未来を創る」をミッションに掲げ、植物性代替卵の研究開発に取り組む2022年創立のスタートアップです。
近年、「卵アレルギー」や「ヴィーガン」といったニーズの増加、卵の「価格高騰」「供給不安定」といった社会的課題を背景に、持続可能な代替卵への期待が世界的に一層高まっています。
また鶏卵は、他の食材では代替が難しい性質を持ち、料理や加工食品の中で見えないところから食の品質を支える、極めて重要な素材でもあります。
当社は、卵の複雑な機能を科学的に分解・再構築する独自技術を強みに、世界中の多様な食品製造現場のニーズに対応する植物性代替卵を開発しています。
募集ポジションのミッション
植物性代替卵素材の開発およびアプリケーション開発を担う【開発担当】を募集します。 開発ロードマップの策定、商品設計、原料調達、製造現場との調整、品質管理まで、製品づくりの全工程を横断して担当。R&Dの仮説検証がそのまま“社会に届くプロダクト”へつながる手触りがあります。
少数精鋭で、裁量が大きい:開発チームは4名(2025年12月時点)。分業では得られない「開発→市場投入」までの全体像を、実践を通して身につけられます。
スピード重視の開発サイクル:まず動いて学び、改善する。試作〜検証〜改善を短いサイクルで回し、最短距離で価値に近づけます。
社内外を巻き込む開発:セールス・マーケ・PRなど他部門はもちろん、顧客・パートナーなど社外ステークホルダーとも連携し、「どう社会に届けるか」まで一緒に考えます。
グローバルにも挑戦できる環境
海外展開も積極的で、シンガポールのFood & Hotel Asia、米国Natural Products Expo、IFT(シカゴ)など国際展示会への出展や、現地メーカーとの提案・共同開発も進行中です(英語力は必須ではありません)。
必要な経験・スキル
業務詳細
【商品開発業務】
市場調査およびニーズ分析開
発方針の策定および研究・開発計画の設計
法令に準拠した商品表示作成
商品の処方組み
原材料の選定および調達
製造プロセスの検討および生産工場との折衝
品質管理
梱包資材などの選定
法令に準拠した商品表示作成
市場動向を踏まえた既存商品の改良
レシピ作成、試作サンプル作成
営業同行
【製造・品質管理業務】
工場生産ラインへの落とし込み(製造
原材料の品質評価・管理
部門との調整)
<必須経験知識スキル>
食品素材や添加物メーカーでの開
発経験(5年〜目安)
基本的なPCスキル(Excel、Word、PowerPoint)
食品表示作成経験
原料調達経験 または知識
<歓迎経験・スキル>
生産管理実務経験
各種食品に関わる認証取得経験または認証に関する知識
英会話(日常会話程度)
調理(できればなお良い)
大切にしている働き方(3つのバリュー)
1) まずやる、すぐやる
まず一歩動くことを大切にしています。1週間かけて100%を完成させるより、2日で50%のアウトプットを出し、仮説を置いて高速にPDCAを回す。失敗は悪いことではなく「挑戦の数」と捉え、小さな挑戦を積み重ねます。 また、未経験の業務に直面する場面も多いため、自ら調査し、周囲と協力しながら前に進める主体性を重視します。
2) UNITE(社内外で共創する)
社内だけで完結せず、顧客・パートナーなど社外のステークホルダーとも連携しながら価値をつくる働き方を大切にしています。想いや課題意識を言葉にして共有し、互いの意見に耳を傾け、必要なときには支え合う。立場や役割にとらわれないフォロワーシップと相互尊重を土台に、誠実さと感謝を忘れずに共創します。
3) 脱バイアス(アンラーン)
常識や思い込み、無意識の偏見にとらわれずに学び直す「アンラーン(脱バイアス)」を大切にしています。「普通はこうだ」に縛られず、好奇心を持って一歩踏み出し、異なる知恵や多様な視点を取り入れながら前提を問い直し続ける。過去の成功体験を手放す勇気も重要な力だと考えています。 「誰も成し遂げたことのない植物性たまごの再現」に挑む私たちにとって、“当たり前を疑う姿勢”は欠かせません。常識を手放し、新たな発想で向き合う柔軟性を歓迎します。
求める人物像
・UMAMI UNITED JAPANのミッションに共感し、実践できる方
・異なるバックグラウンドを持つ仲間を尊重し、信頼関係を築ける方
・挑戦に前向きで、常に学び続けられる方
・社内外問わず、積極的にコミュニケーションを取ることができる方
スキルセットや経験だけでなく、ミッション・ビジョン・バリューへの共感度、そしてチームフィットを重視します。
募集概要
(フルタイムの場合)
UMAMI UNITED JAPAN株式会社について
Vision
■MISSION:
「ONE TABLEで未来を創る」 こと
突然ですが、普段の食生活で「食べられないもの」や「食べないもの」はありますか?
この問いへの答えは、人それぞれだと思います。
普段日本にいるとあまり意識しないかもしれませんが、
世界に目を向けると、宗教、アレルギー、気候変動といった社会問題を背景に、
食の選択肢はますます多様化しています。
しかし、この食の多様化に対する理解や配慮は、
まだ社会全体に十分浸透しておらず、"特別な食"としての扱いが続いています。
結果として、食におけるある種の「垣根」が存在しているように感じます。
私たちは、この垣根を取り払いたいと考えています。
ヴィーガンやアレルギーなど、さまざまな食の背景を持つ方々が、
垣根を越えてONE TABLEで食事を楽しめる社会を実現し、
その一食を通じて明るい未来を創りたい。
そのような思いから、UMAMI UNITEDはスタートしました。
事業内容
UMAMI UNITED JAPAN株式会社は、アレルギーや価値観、文化を超えて、誰もが同じ食卓を囲める社会の実現を目指す、フードテックスタートアップです。
2022年3月設立以来、「食の多様性」に関わる世界的な社会課題に挑んできています。
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当社は「ONE TABLEで未来を創る」をミッションに掲げ、植物性代替卵の研究開発に取り組んでいます。近年、「卵アレルギー」や「ヴィーガン」といったニーズの増加に加え、卵の「価格高騰」や「供給不安定」といった社会的課題を背景に、持続可能な代替卵への期待が世界的に一層高まっています。また鶏卵は、料理や加工食品の中で見えないところから食の品質を支える、極めて重要な素材です。「加熱凝固性」「気泡性」「乳化性」「結着性」など、他の食材では代替が難しい多様な機能を持ち、世界中の食品製造の土台を形成しています。
こういった卵特有の機能は、製菓・製パンをはじめとする加工食品に欠かせない要素であり、その再現には高度な科学的アプローチが求められます。
当社は、卵の複雑な機能を科学的に分解・再構築する独自技術を強みに、世界中の多様な食品製造現場のニーズに対応する植物性代替卵を開発しています。
ー今後の展望ー
世界的な代替卵の需要拡大に対応するため、2025年10月にはプレシリーズA追加調達として総額3.1億円の資金調達を実施しました。この資金を基に、グローバルな開発・生産体制を強化し、欧米諸国への事業展開と量産化を加速させています。
今後は、植物性原料を主とした熱不可逆性形成ゲル物質などの機能再現技術の進化、大規模生産技術の確立を通じて、食品産業における用途拡大を加速し、欧米諸国への事業拡大、そして世界の食のインフラを支える存在へと目指します。
代表取締役 CEO
メンバー
下吹越 雅人
大学では微生物を活用し、廃液からエネルギーを生み出す研究に取り組む。廃棄されるものに価値を与える発想に強く惹かれ、研究テーマとして探究を深めた。
卒業後は食品分野の研究開発職としてキャリアをスタートし、食用色素やセイボリー香料の開発に従事。現場での製品開発を経験しながら、食品素材の知識と開発スキルを磨く。 その後、大学時代からの念願だった留学と世界一周の旅を実現。各地の文化や食、景色に触れた経験が、食の可能性を捉え直す契機となり、帰国後は改めて研究開発の道へ戻る。
帰国後はサプリメント会社の研究開発を担当。原材料調査、レシピ検討、工場への落とし込み、包装資材検討、食品表示(一括表示)の作成・チェックなど、企画〜量産・表示実務まで幅広い工程を経験し、実装力を高めた。
2023年8月、UMAMI UNITED JAPANに入社。現在は研究開発部メンバーとして、植物性卵の研究開発全般を担当。原材料・文献調査から試作検討まで、日々検証を重ねながら、特に「加熱で凝固する卵白機能の再現」という難度の高い領域に挑戦している。
江端大輝
食品商社で外食・給食向け提案営業を経験後、原料部門で卵・調味料・加工食品などのメーカー向け原料販売に従事。展示会で植物性卵「UMAMI EGG」と出会い、学校給食などアレルギー対応の現場を変える可能性に共感し、導入・販売を推進。28歳で山﨑氏の誘いを機に「挑戦」を決意し、2023年12月にUMAMI UNITED JAPAN入社。国内セールスとして新規開拓から提案、導入支援まで担い、価値共創の営業を実践している。
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