仕事内容
【募集背景】
文理不問、経験は一切問いません。当社のVisionに共感し、やる気のある方を求めています。現在は副業・インターン社員がメインとなっていますが、さらなる事業拡大に向け『正社員』を大募集します!
当社は、レーザ技術を活用した次世代の「切削工具再研磨装置」の開発に取り組んでおり、現在は実験と改善を高速で回すフェーズに突入しています。今回の募集は、まさにこのフェーズを共に進めてくれる人材を求めるものです。手を動かして試し、壊して、また改良する。この試行錯誤のサイクルを楽しめる仲間を探しています。
【ポジション概要】
本ポジションでは、レーザによる切削工具の再研磨を可能にする装置の開発において、開発設計・評価・実験などをリードしていただきます。構想段階のアイデアを形にする役割であり、結果として、産業界にインパクトを与える製品づくりに直結する仕事です。未経験の方でも、丁寧な教育体制を整えております。
【企業紹介・事業内容】
当社は、「日本のものづくりを元気にする。」をミッションに掲げ、主に高エネルギーレーザーパルスを用いて切削工具の刃先を形作る「PLG(Pulse Laser Grinding)」技術を活用した開発を行っています。特に、老朽化・摩耗した切削工具の再研磨は、製造現場におけるコスト・品質・持続可能性の課題に直結しており、この領域に変革をもたらすプロダクトを開発中です。単なる研究開発ではなく、実際に現場に導入されることを見据えた、リアルな課題解決型のエンジニアリングが特長です。
必要な経験・スキル
【必須スキル・経験】
・特になし(文理不問・未経験OK)
【求める人物像】
・わからないことを調べるのが好きな方
・細かい調整や試行錯誤を前向きに楽しめる方
・失敗を「価値ある経験」として活用できる方
・量よりも学習スピードを重視する方
・「前例がない」を言い訳にせず、新しい挑戦ができる方
募集概要
(フルタイムの場合)
株式会社スリーラボについて
Vision
■Mission
「日本のものづくりを元気にする。」
■Vision
「優れた生産技術を研究開発し、社会に実装し続ける。生産技術の魅力を伝え、生産技術者を繋ぐハブとなる。」
事業内容
【会社紹介】
Three‑labs inc. は、名古屋工業大学 生産機器研究室 の研究成果を社会実装するために設立された大学発ベンチャー企業です。
主に「精密加工(切削、レーザー加工などによる高精度な加工技術)」 と「トライボロジー(摩擦・潤滑・摩耗などの表面現象の研究)」をコアに、以下のような事業を展開しています。
【事業内容】
・PLG(Pulse Laser Grinding)事業
高エネルギーレーザーパルスを用いて切削工具の刃先を形作る技術。特に高硬度材料(例:ダイヤモンド、cBNなど)にも対応可能で、従来に比べコストを抑えつつ高品質な工具刃先を実現。また、ダイヤモンドコーティング工具の鋭利化や使用済み工具の再研磨にも対応可能。
・技術コンサルティング事業
製造業におけるトライボロジー・加工プロセスの課題に対して、潤滑剤の選定、表面処理、加工条件の最適化などを含むソリューション提供を行い、「性能改善」「生産性向上」「コスト削減」を支援。
・教育・研修事業
製造業のエンジニア/技術者向けに、トライボロジー、生産加工、レーザー加工などの知識・スキルを提供。基礎から応用、最新技術まで幅広く教育を行い、技術者の育成および産業界全体の底上げを目指す。
【採用目的】
スリーラボは、事業も組織もまだ発展途上です。決まった役割や完成された仕組みはありません。
求める人材は、指示を待つ人ではなく、『未定義な課題に向き合い、自ら考え、試し、形にできる人』です。研究と実装、理論と現場を行き来しながら、技術を事業として成立させていくフェーズにあるため、裁量と責任は小さくありませんが、技術が価値になる瞬間を当事者として経験できます。
代表者
夏目航平
2020年、名古屋工業大学大学院博士前期課程を修了。同年、日本IBMに新卒入社し、ERPシステムの導入プロジェクトに参画。要件定義から運用を見据えた設計・導入までを経験し、大規模組織における業務プロセスとITの関係性を学ぶ。その後、同社を退職し、ベンチャー企業にて農業ロボットの開発プロジェクトに従事。ハードウェアとソフトウェアが融合する現場で、実装・検証を重ねながら、技術を実際の価値に落とし込む経験を積む。これらの経験を背景に、2024年、株式会社スリーラボを創業。
メンバー
糸魚川 文広
1993年 名古屋工業大学大学院博士課程(工学)修了。現在は名古屋工業大学の教授として、切削加工、電気・レーザー加工、表面改質、トライボロジー分野の研究を主導。弊社の根幹技術であるPLG加工(パルスレーザー研削)分野を国内で牽引してきた研究者であり、当技術に関する研究成果を継続的に発信。難削材加工や切削工具再研磨を対象とした加工原理の解明、新規加工プロセスの提案など、学術・産業の両面に影響を与える研究実績を有する。2024年より株式会社スリーラボ取締役CTOを兼任し、大学発技術の社会実装と事業化を技術面から支援。
前川 覚
2012年 横浜国立大学大学院博士課程修了。現在は名古屋工業大学准教授として、設計工学およびトライボロジー分野の研究と教育を担う。表面プラズモン共鳴を応用した潤滑膜の in-situ 観察技術をはじめ、摩擦・摩耗現象の可視化と定量評価に関する研究を主導。ゴム材料の摩擦挙動解明や振動・騒音低減に資する設計手法の確立など、基礎理論と実験技術を融合した研究成果を継続的に発信。CFRP切削工具の高寿命化研究など、産業応用に直結するテーマにも取り組み、学術・産業の双方に影響を与えている。2024年より株式会社スリーラボ取締役を兼任し、大学発技術の社会実装と事業化を技術面から支援。
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