仕事内容
近畿大学発ディープテックとして、成長過程の牛の将来の生体情報を数値で可視化する世界初のサービス「B-som診断」を提供しています。
農業WEEK展示会での反響をきっかけに導入要望が増え、体制強化が必要となっております。
お客様の声をいち早く受け止めて、現場に価値を届ける一人目の営業担当を募集します。
【ポジションの概要・特徴】
畜産農家や関係企業に対し、AIを活用した枝肉形質予測サービス「B-som診断」の導入提案を行う営業職です。
単なるサービスの販売にとどまらず、生産・流通・消費の全体最適を見据えた提案の姿勢が求められます。
【主な業務内容】
①「B-som診断」導入支援、運用フォロー、効果測定
例:畜産農家さんの現場に立ち会い、牛の採血検体を預かり その場に持ち込んだ 遠心分離機で精製を行います(操作方法はゼロから教えます)。その後自社のラボでの結果判定・説明など、畜産農家さんへのフィードバックまで担います。
②展示会対応、問合せ反響営業
③既存顧客への深耕営業(リピート利用促進)・課題解決型提案
【その他関わっていただきたい点】
・市場・顧客ニーズの調査と分析
・研究開発、事業開発との連携による提案の高度化
・営業戦略の立案と実行(牛肉の販路商流拡大へ活かしていく)
【事業内容、背景となる社会課題】
牛は1頭1頭の成長のばらつき(個体差)が大きく、格付け~競りで初めて価格が決まりますが、肥育状態を予測することは畜産農家の”プロの勘と経験”でも把握しきれるものではなく、後継者不足や赤字経営にも繋がる深刻な課題となっています。
また「目標とする肉質を実現するために、出荷時までに何を実行すれば良いのか」、テクノロジーで打ち手が明確になれば、不要なコストが抑えられ、農家の利益を確保できるようにもなります。
技術継承がしやすくなることにより、後継者問題の解決へ。
利益が出る産業にしていくことで魅力的な産業として次世代へ。
持続可能な畜産モデルの構築と次世代畜産業の創出に貢献する事業に、あなたの経験を活かして一緒に挑みませんか。
必要な経験・スキル
【必須スキル・経験】
・法人向け営業・事業開発いずれかの業務経験(目安3年以上)
・基本的なPCスキル(Word, Excel, PowerPoint)
・普通自動車免許
【歓迎スキル・経験】
・畜産業界の知識または関連経験
・検査サービス、大学・研究機関等での何らかの実験に関わったご経験
・何らかのデータを扱う業務のご経験
・文献・メール対応で英語を使う必要がある時に抵抗感がない方
【求める人物像】
・自ら考え、行動できる主体性を持つ方
・顧客の課題解決に情熱を注げる方
・チームワークを大切にできる方
・変化を楽しみ、新しいことに挑戦できる方
・ビーフソムリエのビジョン「おいしさを解き明かす」ことに共感し、生産者・消費者双方に価値を届けたいと願う方
募集概要
(フルタイムの場合)
株式会社ビーフソムリエについて
Vision
「おいしさ」を解き明かす
生産者は自分たちが理想とする牛を育てることができて、消費者は自分の好みにぴったりの牛肉を味わうことができるー私たちビーフソムリエは、そんな理想を実現するために「B-som診断」を提供しています。
最先端の技術を用いて「おいしさ」を可視化することで、生産者と消費者を新たな価値で結ぶ架け橋になりたいと思っています。生産者には高品質と独自性を追求した肥育を、また消費者には安心感と味覚の感動をお届けすることで、持続可能な食文化の発展に貢献します。
「B-som診断」は、科学的データにもとづいて牧場運営に必要な意思決定をサポートする、世界初の診断サービスです。
【社会課題解決への貢献ポイント】
1)畜産現場の生産効率向上、経営の安定化(成長のばらつきが大きく1頭1頭の価格変動を抑えつつ、飼育の費用対効果に貢献)
2)ブランド牛の差別化と価値の可視化(肥育中の肉質改善や、脂肪交雑(サシ)やオレイン酸含有率など「おいしさ」の科学的評価を生かした価値向上)
3)持続可能な畜産モデルの構築と次世代畜産業の創出(技術継承がしやすくなることにより、後継者問題の解決へ。利益が出る産業にしていくことで魅力的な産業として次世代へと繋いでいきます)
事業内容
株式会社ビーフソムリエは、世界初のサービス「B-som診断」を提供しています。
生産者は科学的データに基づく改善策を得ることで、潜在的な遺伝能力を最大限に引き出し、安定的かつ高品質な肉牛生産を実現できます。
採血プロセス:肥育開始時に初回採血、推奨として3~6ヶ月後に再採血し、個体差を可視化
技術の特長:AI機械学習による数理モデル構築(特許取得済みバイオマーカー8件)
活用シーン:効率的な牛群管理、生産性向上、ブランド牛の差別化、飼料開発、牧場コンサルティング、仕入れ最適化、新ブランド創出、子牛 融資モデルなど多岐に渡る
*血清プロテオミクスSWATH法により135種類のバイオマーカーを定量解析し、AIによる回帰モデルで肥育中の肉牛の「質(肉質・脂肪交雑・BMSなど)」「量(枝肉重量・ロース芯面積など)」「おいしさ(オレイン酸含有率など)」を出荷1年以上前から高精度に予測。
代表取締役
松岡俊樹
近畿大学大学院生物理工学研究科 工学(博士)
グロービス経営大学院 MBA取得
メンバー
松本和也
京都大学大学院農学研究科修了(農学博士)
近畿大学生物理工学部遺伝子工学科 教授
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