仕事内容
Head of Logistics Hardware Engineeringは、Telexistenceのロジスティクス(物流向け)の製品の要件定義と開発から顧客先への納品までのプロセス全体をハードウェア開発責任者としてリードしていただきます。当社のロジスティクス・ロボットソリューションは既に実運用されており、市場からの具体的なフィードバックを得ています。本ポジションは、この物流向けロボットシステムの次世代機のハードウェア開発を統括していただきます。今回の募集では特に、スタートアップの迅速な開発サイクルを維持しながら、プロダクトの製造コストの削減と信頼性の向上の両立を目指す、という点に重きを置いています。本ポジションは、CxOと直接連携しながら、ハードウェア開発の技術的意思決定とチームマネジメントを担っていただきます。
ロジスティクス・ハードウェアシステム全体の開発統括として、機構設計、電気設計、ファームウェア設計のチームのディレクション
進捗管理・プロジェクトのリスクマネジメントを行い、コミットした計画を確実に実行するプロダクトがビジネス要件(機能・信頼性・コスト)を満たすために最適なハードウェア
アーキテクチャの設計と意思決定をするチームの人員マネジメント(採用・リテンションの両方)および、人件費・開発予算のコントロールを行う
必要な経験・スキル
技術要件 (Technical Requirements)
ロボットマニピュレータまたはそれに準じる複数のアクチュエータを持つハードウェアシステムの開発および市場投入の経験
機構設計における実務経験5年以上
構想設計から量産設計までの一貫した経験
アクチュエータシステムにおける以下の技術領域の理解:
モーター制御系・空圧系の基本設計
センサーフィードバック制御の基礎
機構系の強度・耐久性設計
量産・市場導入のための設計経験
製造性を考慮した設計経験(DFM)
コスト最適化を実現するための設計経験
追加経験
スタートアップ環境での開発管理経験
物流/産業用ロボット(マニピュレータ付き)のハードウェア開発経験
電気設計およびファームウェア開発の実務経験
ロボットシステムのハードウェアアーキテクチャ設計経験
製品のコスト削減プロジェクト(特に自社生産で50%以上のコスト削減)の実績
マネジメント要件 (Management Requirements)
5名以上の開発チームのマネジメント経験
以下の能力が実績で証明できること:
チーム全体の進捗管理と問題解決能力
技術的な判断に基づく意思決定能力
開発予算の策定・管理能力
スピーディーな開発と高い信頼性を両立させて、プロダクトを市場導入した実績
英語と日本語でのコミュニケーションスキル
募集概要
(フルタイムの場合)
Telexistence株式会社について
Vision
◆VISION
"Grasping every object with our hands, from anywhere"
世界に存在する全ての物理的な物体を、我々の「手」でひとつ残らず把持する
◆MISSION
"To create the world where every single person on every planet will benefit from the robotic revolution"
すべての惑星上のすべての人々に、ロボット革命の恩恵を授ける
事業内容
◆Telexistence Incは、ロボットが活用可能なあらゆる領域において、ロボットの設計・製造・オペレーションを行う事を目的にして2017年に設立されました。
「TELEXISTENCE」は、1980年に東京大学名誉教授及びTELEXISTENCE社の会長である舘暲博士によって最初に提唱されました。
それは技術的なビジョンであり、人間の存在を拡張する技術システムです。
ロボットを変え、構造を変え、世界を変える、をミッションとし、遠隔操作・人工知能ロボットの開発およびそれらを使用した事業を展開しています。
世界中から高い専門性をもつ人材が集まり、ハードウェア・ソフトウェア、AI、遠隔操作技術を一貫して自社で開発しています。
ロボットの活躍の場を工場の外にまで広げ、労働に関わる社会の基本的なあり方を変革することを目指します。
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CEO
富岡 仁
スタンフォード大学経営大学院修士。
2004年に三菱商事入社。海外電力資産の買収などに従事。
2016年にジョン・ルース元駐日大使らとシリコンバレーのグロースキャピタルファンド「Geodesic Capital」を組成し、SnapchatやUberなどへの投資を実行。
メンバー
舘 暲
東京大学名誉教授、工学博士。日本バーチャルリアリティ学会初代会長。専門はロボット学とバーチャルリアリティ。1980年、世界で初めてテレイグジスタンスの概念を提唱、以来その実現のための研究を行う。テレイグジスタンスのほかにも、盲導犬ロボット、再帰性投影技術、触原色、裸眼立体VRなどの独創的な研究で世界に知られる。
金出 武雄
米国カーネギーメロン大学コンピューターサイエンス及びロボティクスのワイタカー記念全学教授、京都大学高等研究所特任教授、革新知能統合研究センター(理研)では、シニアアドバイザーを歴任。1974年に京都大学で電気工学の博士号を取得し、京都大学情報工学部で教職についた後、1980年にカーネギーメロン大学に移る。1992年から2001年までロボティクス研究所のディレクターを務め、2006年から2012年までは、 生活の質工学センターで、センター長を務める。
南澤 孝太
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD) 教授。2005年 東京大学工学部計数工学科卒業,2010年 同大学院情報理工学系研究科博士課程修了,博士(情報理工学)。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 特別研究助教,特任講師,准教授を経て2019年より現職。
松尾 豊
東京大学大学院工学系研究科人工物工学研究センター/技術経営戦略学専攻 教授。 日本ディープラーニング協会理事長。1997年 東京大学工学部電子情報工学科卒業、2002年 同大学院博士課程修了、博士(工学)。2002年独立行政法人産業技術総合研究所 研究員、2005年スタンフォード大学客員研究員、2007年 東京大学大学院工学系研究科准教授を経て2019年より現職。
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