仕事内容
【業務概要】
株式会社JIJは、量子コンピューティングおよび数理最適化を中核技術とするディープテック企業として、世界最先端の研究成果を社会実装へと昇華し、「産業の意思決定構造そのものを再設計する」ことに挑戦しています。米国物理学会(APS)での優秀企業選出、米国電子学会(IEEE)におけるBest Paper Award受賞に代表される国際的評価を背景に、エネルギー、製造、物流、材料開発などの基幹産業領域において、計画最適化という高度な意思決定領域に対するソリューションを提供してきました。これまで日本・英国・EUを中心に60件以上のユースケースを創出し、産業横断的な価値実証を積み重ねています。
本ポジションは、単なる事業開発や営業の枠を超え、企業・産業・政策を横断しながら、新たな事業機会そのものを構想・設計・実装する中核的役割を担います。エンタープライズ企業および政府・公的機関と連携し、数億円〜数十億円規模のプロジェクトを自ら創出・推進しながら、量子・最適化技術の社会実装を加速していただきます。特定のプロダクト営業に留まらず、顧客の経営アジェンダ・制度/政策環境・技術成立性を踏まえた上流からの案件設計をリードする、事業開発の中核ポジションです。
※量子コンピューティング領域の専門知識は必須ではありません。入社後、研究者・エンジニアとの協働を通じてキャッチアップ可能です
【ポジションの魅力】
●産業構造に直接影響を与えるテーマを、自ら構想できるポジション
エネルギー需給、サプライチェーン、製造計画など、国家・産業レベルの意思決定に踏み込み、テーマそのものを設計できます
●“案件を取りに行く”のではなく、“案件を創る”役割
顧客からの要望に応えるだけではなく、経営アジェンダ・政策動向・技術可能性を統合し、積極的に新たな投資テーマを立ち上げます
●官民連携・制度起点のダイナミックなプロジェクトに関与
政府プロジェクトや公的機関との連携を通じて、制度・政策と一体となった社会実装をリードできます
●グローバルスケールでの事業創出経験
日本に留まらず、UK・EUを中心としたグローバルチームと連携し、多様な文化・制度・ステークホルダーを横断したプロジェクト推進が可能です
●数億〜数十億円規模のプロジェクトを一気通貫でリード
構想策定から合意形成、契約、実装まで、事業の全プロセスに主体的に関与できます
【主な業務内容】
1. 産業アジェンダ起点での案件創出・構想設計
- 重点産業(エネルギー/製造/物流/材料等)における構造課題の特定と、解くべきテーマの定義
- 顧客企業の中長期戦略、投資計画、ならびに政策・制度動向を踏まえた「事業機会の構想設計」
- 官民連携・実証スキーム・補助金等を活用したプロジェクト組成
- SIer、研究機関、コンソーシアム等とのアライアンス設計
2. エンタープライズ/公共領域における提案・推進
- CXO〜部門責任者層との対話を通じた価値訴求および意思決定支援
- 顧客課題の構造化および論点設計(経営・業務・技術の統合)
- 研究者・エンジニアと連携したソリューション設計(技術成立性、データ要件、KPI設計、実装ロードマップ等)
- PoC/実証から本格導入への移行設計およびプロジェクト推進
3. 契約・商流設計および長期パートナーシップ構築
- 大型案件における契約交渉、価格設計、リスクマネジメント(知財、データ、セキュリティ、成果物定義等)
- 商流設計および複数企業を巻き込んだプロジェクト構築
- 継続的な価値創出に向けた長期パートナーシップの形成と拡張戦略の立案
必要な経験・スキル
- 顧客の経営課題と技術を接続して「新しい案件」を創りにいく方
- 不確実性の高いディープテック領域で、関係者を巻き込みながら前提条件を整え、事業機会へと具体化できる方
- 国内外・官民・技術/ビジネスをまたぐ複雑な状況で、論点を整理し意思決定を前に進められる方
募集概要
(フルタイムの場合)
株式会社JIJについて
Vision
「計算困難な課題を解決する」
昨今のインタ-ネットやAIの技術発展は人の行動パターンの予測を可能にし、そこから生まれるであろう移動ニーズやエネルギー需給変動に対する新たなサービスが生まれつつあります。翻って、質、量ともに膨大となった予想データや制約条件の中でにベストな判断を下す計算を行うことは、従来手法では決して簡単ではありません。実際、多くの場合、職人技や経験によって補完されていることがほとんどです。そのような現在進行形で社会課題となりつつある「計算困難な課題」に対し、JIJは量子技術をベースにしたイジングマシン・アルゴリズムの活用で解決を目指します。
事業内容
【企業概要】
量子・イジング計算機向けの最適化アルゴリズム・ ソフトウェアの開発・販売を行うスタートアップ
【サービス内容】
⚫︎JijZept:最先端の量子・イジング計算機を専門知識がなくとも使えるようにするクラウドサービス
⚫︎共同研究開発、実証実験:量子アニーリング、イジング計算機活用のための共同研究開発、定式化、アルゴリズム開発のコンサルティング
【詳細】
産業における技術革新が加速する中で、配送ルート・シフト配置などの大規模な組合せの中から最適な答えを素早く見つけたいというニーズが物流や材料、通信などあらゆるサービス分野で生まれています。このような「組合せ最適化」へのアプローチの1つとして量子アニーリングがあるものの、実用化に向けて様々な障壁があるのが現状です。
そのため弊社は「サービスとしての数理人材 (Expert as a Service)」をコンセプトに、企業専門知識が必要なテクニックやノウハウをクラウドサービスとして提供するJijZeptを開発しております。
JijZeptは開発者向けのプロダクトでありますが、量子アニーリング自体に専門的な知見が必要となるため、企業への導入が通常のソリューションと同じようには進んでいない現状がございます。そのため、量子アニーリングの技術をクライアントの事業に適応することで、どのように事業をスケールさせていくことができるのかを提案した上で導入推進していく必要があります。
また導入ターゲットとなるクライアントは、量子アニーリング技術を活用した事業を運営している事業会社、最適化ソリューションや量子アニーリング技術を調査している研究機関、様々なクライアントの課題を解決しているSIer、ITコンサルティングファームなど多分野に渡ります。
また、JIJは以下の「経営技術」をコアとした、本物志向のプロフェッショナル集団です。多様な専門知識・バックグラウンドを持つメンバーが、所属チームの垣根を超えて働いています。
⚫︎ビジネス開発
溢れる情報によって変貌する社会において、各事業会社が直面する課題から「組合せ最適化問題」を発掘するビジネス分析を行っています。「解決困難な課題」が解決される技術が実現した際、どのようなビジネス活用方法・社会インパクトを創造し得るのかといった有意な課題の特定に関心を持つメンバーで構成されています。
⚫︎アルゴリズム開発
量子計算、あるいは量子アニーリングを始めとした量子最適化術の理論研究を行っています。JIJ自身もSTART(科学技術振興機構)の大学発新産業創出プログラムを通じて設立され、コアメンバーも世界トップクラスの量子アニーリング研究者らによって構成されています。
⚫︎ソフトウェア開発
ミドルウェア/クラウドサービス開発に向けたバックエンド開発を行っています。JIJではマイクロサービス アーキテクチャを採用し、イジングマシンのようなまだ黎明期の計算機や他計算機に対応できるクラウド基盤の構築に取り組んでいます。
【今後の展開予定】
●量子技術を活用した数理モデリングの作成・実装を支援するプロダクト"JijZept"は、日本のみならず、米国・欧州・アジアで販売予定です。
●「2028年末までに量子ソフトウェア領域でグローバルにデファクトスタンダードを獲る」ことを中期目標としており、この目標を達成するために、グローバル思考で、専門性を有するメンバーを募集しています。
代表取締役社長
山城 悠
学部生時代に素粒子物理学を学びながらも、OISTにてリサーチインターンでダイヤモンドを使った量子情報に関する実験の研究に携わる。
統計力学と量子計算に興味を持ち、大学院は量子アニーリングという量子力学を使った最適化アルゴリズムの提唱者の一人である東工大の西森教授の研究室へと進学。
そして大学院進学して間も無く、東北大の大関准教授と出会い、文科省管轄 JST-STARTプロジェクトに参加。
量子アニーリング技術への社会実装のために研究開発者として活動を行う。 2018年11 月にSTARTプロジェクトの成果を持って大関准教授らと共に Jij Inc. を創業。
メンバー
西村光嗣
東京工業大学大学院 理学院物理学系西森研究室 博士課程卒業
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