仕事内容
▼なにをやっているか
東⼤発スタートアップである匠技研⼯業株式会社は、ものづくりの現場である部品メーカー様に、経営‧営業‧製造など⼀気通貫で⼯場の課題解決を実現する
Vertical-SaaS「匠フォース」を開発・提供しています。
難易度の⾼い職⼈技だからこその技術承継困難、業界全体の原価低減活動による⾚字経営、ノウハウを以てしても困難な判断など、数多くの課題が現場には存在しています。
「匠フォース」は、職⼈さんだけでは解決が難しいこれらの課題を、現場データ・現場UX・現場AIによって、業界を躍進させるVertical-SaaSを開発・提供しています。
▼なぜやるのか
⽇本の製造業は歴史が深く、GDPの20%をも占める⼤きな産業です。
多くの職⼈さんが築き上げたものづくりのノウハウは、「JAPAN as No.1」と ⾔われるような、世界に誇れる⼀⼤産業をもたらしました。
ところが、今や⼈材不⾜や技術承継困難、国際的な競争⼒の低下など、幾多もの根深い課題を抱えており、これらの課題は業務や経営を⽴ち⾏かなくさせることがあるほどの、⾮常に⼤きな課題です。
職⼈の暗黙知で⽀えられてきたものづくりの課題解決は簡単にデジタルで解決できるものではありませんでした。
しかし、ビッグデータとAIの活⽤で今まさに転換点を迎えています。
現場に蓄積されている⼤量のデータと最先端のAI技術を 組み合わせることで、業界の⼤きな課題を解決することが可能になりつつあります。
エンジニアリングだからこそ実現できるこの課題解決のために、「匠フォース」を研究開発しています。
▼どうやっているか
◯部品メーカー特化のVertical-SaaSプロダクト
ものづくりの現場はドメインモデルが複雑です。だからこそ既存のホリゾンタルシステムがこの業界の課題を解決できずに、未だにぽっかりと⽳が空いている領域になります。
私たちはドメインを深く理解し、ドメインに特化したプロダクトを提供することで、この業界に切り込んでいこうとしています。
◯泥臭く 、現場に近く
ドメインに寄り添うために現場‧現物‧現実を重要視しています。
プロダクトを作るエンジニアだからこそ現場に通い、顧客の業務・課題・想いを五感で捉え、プロダクトづくりに活かします。
⽴ち上げ以来、そのようにして業界に根ざしたプロダクトづくりに徹底し、顧客に受け⼊れて頂けるプロダクトを作って参りました。
〇現場UX×現場データ×現場AI
日本には⾦属加⼯業が15万社あると⾔われており、それぞれで10万件近い製品情報があります。
匠フォースはドメインに寄り添った現場UXを提供することで、これらの図⾯‧製造⼿法‧製造コストなどのデータ化されてこなかったディープな情報の蓄積を実現しています。
その現場データと製造業特化AIによって、これまで職⼈さんにとっても難しかったような業務の⾃動化・適正化に取り組んでいます。
◯ALL-JAPANで取り組み
⾮常に⼤きな業界だからこそ、⼀社の⼒で変⾰を起こすことは容易ではありません。
私たちは、お客様・⾏政・他⺠間企業様々な⽅々と連携して、ALL-JAPANで 課題解決に取り組んでおります。
多くの会社を巻き込んでこそ、大きなイノベーションを実現できます。
▼業務内容
まだ一つしかないScrumチームにて、CTOとともに製品の企画・開発・戦略策定に携わっていただきます!
顧客のニーズを自ら捉えて実装し、価値をお客様に提供し切るところまでをフルサイクルに担当するプロダクトエンジニアとしての業務になります。
- 要件定義業務
- 顧客と対話し、顧客課題を理解し、システムに求められる要件を整理する
- 設計業務
- 要件を満たすのに必要なインターフェース・データベース設計
- 必要なフレームワーク、ライブラリ、クラウドサービスの技術選定
- 実装業務
- 設計したWebアプリケーションの実装
- コードレビュー
▼やりがい
- 大きな業界の大きな課題解決
- 製造業というアナログで複雑なドメインに立ち向かい、これまでにないソフトウェアを作っていくことで、技術を通して重厚長大な歴史ある業界に変革をもたらす面白さ
- 事業・製品の0→1立ち上げ
- まだ確立されきっていない事業・製品を、自身のスキルや経験を活かして、自らの手で作り込んでいける面白さ
- 小規模チームだからこそ、自身の強みを最大限に発揮しつつ、幅広い業務にチャレンジできる体制
- 立ち上げ初期だからこそ発生する技術的な課題(技術選定、アーキテクチャ変更、スケーラビリティなど)に取り組む面白さ
- 技術的なチャレンジ
- Vertical-SaaSとして深く業界に入り業界を変革するからこその、ドメインに根ざした設計、大規模なデータ、多くのアクターの存在など、技術的なハードルを乗り越える面白さ
- 全国15万社×10万件/社を超える大量の製品データを効率的に扱い、日々業務の真髄で使われるシステムの設計・開発・運用
- 業務の真髄で使われ、重要情報を多く扱うシステムだからこそ求められる高い耐障害性能、セキュリティ対応、付随する監視問題、スケーラビリティなどに取り組む面白さ
これら全てのご経験がある必要はありません。スペシャリストとして得意領域で活躍することも、ジェネラリストとして幅広く活躍することも可能です。
=====開発環境=====
フロントエンド:React.js, Next.js, TypeScript, Apollo, MUI
バックエンド:Node.js, TypeScript, Python
API:GraphQL, REST
クラウド:AWS, Google Cloud, Microsoft Azure
認証:Cognito
データベース:PostgreSQL, Amazon DynamoDB
CI/CD:GitHub Actions, AWS CodeBuild
IaC:AWS CloudFormation
利用ツール:Docker, GitHub, Figma, Slack, Notion, LogRocket
必要な経験・スキル
【必須(MUST)】
- Webアプリケーションの企画・設計・実装・テストの経験
- 体系的なソフトウェアの知見
- メンバーへのコードレビューおよび、コードの品質の維持・向上の経験
- AWS, GCP, Azure等のパブリッククラウドを利用した開発経験
- 日本語での流暢なビジネスコミュニケーションが可能な方(目安として日本語能力N1以上)
【歓迎(WANT)】
- 静的型付け言語を用いたWebアプリケーションの開発・運用経験
- インフラ構築・運用の経験
- ドメイン駆動設計に基づく開発経験
- スクラムやアジャイル開発に基づく開発プロセスの改善をリードした経験
【その他】
- 弊社のミッション・ビジョン・バリューに共感いただける方
- 技術を活用して顧客の課題解決や事業づくりに指向性を持つ方
- 変化が早く不確実性の高い状況において、柔軟に環境の変化に適応した行動を好む方
- チームでの成果最大化や、リスペクトを持った建設的な議論を好む方
- 職域を限定せずに、顧客・事業のために必要なことに熱量を持って取り組める方
募集概要
(フルタイムの場合)
匠技研工業株式会社について
Vision
《MISSION》
「フェアで持続可能な、誇れるモノづくりを。」
日本のGDPにおいて20%の割合を占め、世界トップレベルの技術力を誇る日本の製造業。
しかし、人材不足や技術承継、業界構造の歪み等を背景に、現場の努力がフェアに報われているとは言い難い状況に陥っています。
匠技研工業は、モノづくりに携わる全ての人々が誇りを持って働くことができる世界を実現し、
世界で飛躍する基幹産業として、未来の世代にバトンを繋いでいきます。
事業内容
匠技研工業は、サプライヤー企業に特化した工場経営DXシステム「匠フォース」を開発しているスタートアップ企業です。
日本の基幹産業である製造業は、人手不足や技術承継困難など、解決すべき根深い課題が山積しています。
解決の糸口として、ソフトウェアやAIの活用が期待されていますが、市場の大半を占める中小サプライヤー企業においては、テクノロジーが広く普及しておらず、現場の方々の努力が正当に報われているとは言い難い現実があります。
匠技研工業は、「フェアで持続可能な、誇れるモノづくりを。」をミッションに掲げ、次世代の工場経営DXを推進する「匠フォース」を提供しています。
業務の入口である「見積」を起点に、図面管理から原価計算までオールインワンで完結する「匠フォース」は、人手不足に悩むサプライヤー企業の生産性向上に加えて、技術承継や適正取引にも貢献しています。
現在、全国各地の中小サプライヤー企業から大手製造業まで、幅広い業種業態での導入実績がございます。
代表取締役社長
メンバー
原 崇文
東京大学工学部卒業。
同大学院工学系研究科中退。 大学ではミリ波を用いた電子回路およびアンテナの設計を研究。 エンジニアとして当社VPoEを務めた後、2024年1月よりChief Business Officerに就任。事業統括を担当。
ファイナンス情報
ファイナンス情報を閲覧いただくには会員登録が必要となります。

