仕事内容
▼コーポレートITの役割
コーポレートエンジニアとして生産性の最大化(攻め)とセキュリティをはじめとした基盤構築(守り)の両立を目指していただきます。
現在、認知症領域がますます注目を集め、同時に医療関連サービスという特に高い水準のセキュリティ・安定性が求められているため、プロダクト・サービス提供の基盤を固めることが重要です。
また、経営層・事業部のサポートを得ながら、医療機関を含むユーザーに選ばれるセキュアで盤石なインフラの構築・維持を目指していきます。
▼業務内容[雇入れ直後]
まずは2つの役割を期待しています。
① コーポレートIT業務
・オンボーディング、デボーディング対応
- IT機器のキッティング
・社内におけるITシステムの企画立案、導入・改善、運用・サポート
・業務効率化や従業員体験の向上に関わる各種ツールや仕組みの企画、開発、導入、運用
・社内ネットワークの管理
・技術的なトラブルシューティングと問題解決
②セキュリティ業務
・セキュリティに関する第三者機関の認証取得、維持
- プライバシーマーク運用
- ISMS取得へ向けた体制準備・ドキュメント管理・監査支援
・セキュリティガイドラインへの対応
- 3省2ガイドライン対応(開発と連携)
- 情報セキュリティガイドライン対応(QMSと連携)
- 導入検討施設からのセキュリティチェックシート対応(CS・開発と連携)
・社内システムのセキュリティ対策の実施
・情報セキュリティ研修の実施
[変更の範囲]なし
■使用ツール、サービス - IdP:Azure Active Directory, Googleなど - MDM: Intune - Saas管理システム:Bundle - 利用SaaS: GoogleWorkspace, MS365,Slack,Notion,1password,Netskopeなど
■参考情報:現在の課題
具体的な課題や進行中の改善プロジェクトを以下に記載します。
(アイディア段階のものや検討中のものも混ざっています)
もちろん、下記意外にも課題や改善案を提案/実施いただくことも可能です。
情報セキュリティガバナンスの構築
・セキュリティポリシー策定
・情報資産を保護し、法令遵守や信頼性を確保する為の基本的な方針を定める
・セキュリティ統制の確立
・情報システムやデータへのアクセスを適切に管理/制限し、機密性や完全性、可用性を維持するための仕組みづくり
▼チーム体制
フレックス制の勤務体系で出社とリモートワークのハイブリッドな働き方が定着する中であっても、コミュニケーションを円滑に行うツールの導入などにより各部署間の距離感を近く保つことで、即座に意思決定ができ、また、サポートを受けられる、フラットなチーム・組織を保っています。
具体例として、部門を意識せずに情報交換ができるslackチャンネルの設置や、定期的に全社員が出社する全社イベントを開催したり、新入社員のオンボーディングを出社を前提としない形で組織的にサポートしながら実施しています。、また、他部門メンバーとの交流を深めるイベントを四半期毎に行っています。
▼SplinkのコーポレートITにおける魅力
・スキルを掛け算で磨く
リモートと出勤のハイブリッド勤務に適したクラウドネイティブな環境におけるITスキルに加え、周囲のメンバーのサポートの元、セキュリティ環境整備の実務、および、高度な要件が求められる医療領域での実務に触れることで、ご経験に更に磨くことができます。
・全社視点・プロダクト視点をバランスよく養う
フラットな組織を維持しているため、情報が円滑に流れます。結果、プロダクト担当と同じ解像度で事業の状況を見つめつつ、社内の仕組のアップデートに携わることができます。
・結果として、社内外における成果を実感できる
Splinkのコーポレートでは、全社の業務効率化・セキュア化に対する社員からのフィードバックはもちろん、弊社のセキュリティ体制に対する医療機関をはじめとしたお客様のフィードバックを得ることができ、日々、小さな感謝の声から成果実感を得ることができます。
必要な経験・スキル
【必須(MUST)】
・コーポレートIT領域における業務経験(3年以上)
・セキュリティ領域の情報収集に自ら積極性をもって取り組める意欲
・コミュニケーション能力と問題解決能力
【歓迎(WANT)】
・ネットワークまたはコーポレートセキュリティの設計経験
・IT統制全般の知識。特に、SaaSを用いたクラウドベースの業務環境においての、セキュリティを考慮した運用経験
・マネジメントシステム(ISMS、プライバシーマーク等)に関する実務経験。特に認証取得、認証更新、監査対応時の担当経験。
・CISSP、CISA、GIAC認定資格や情報処理安全確保支援士、そのほかセキュリティ関連資格の保有
※ヘルスケア・医療などのドメイン知識は、入社時にはゼロでも、各メンバーがサポートしますので問題ありません。
※コーポレートIT業務かセキュリティ業務のいずれかのご経験があれば、問題ございません。また、業務に慣れるまでは、社外の専門家がサポートいたします。
募集概要
(フルタイムの場合)
株式会社Splinkについて
Vision
◆VISION
すべての人につながりを、その日まで
人生100年の超高齢化を迎える社会。身体が健康でも、脳が健康でなければ、自分らしい人生を生きることは難しいのではないか。最期の瞬間まで、生活能力や尊厳を維持して豊かで健康に生きるための、今後の高齢化社会の前提となるのはブレインヘルスケアだと考えています。
Splinkはブレインヘルスケアを世界の当たり前にし、100歳になっても自分らしく、人と人との繋がりの中で生きられる新しいライフスタイルの創造を目指しています。
◆Core Value
・ Commit to Growth
- 仲間と自分の圧倒的な成長にコミットする
- 組織の触媒として事業の成長にコミットする
・Go Deep
- 現地現物を視て自らが仕上げる
- 地に足を、本質的な問いに答える
・Make It Happen
- 混沌を楽しみ乗りこなす
- スピードで質・量を凌駕する
- 情熱と素直さで開拓し、そして引き起こす
事業内容
▼「すべての人につながりを、その日まで」をビジョンに、脳科学×AIにより脳神経疾患の早期発見・予防に繋がるソリューションを提供する
医療AIを用いたブレインヘルスケアを提供するヘルステックカンパニーです。
認知症、うつ、統合失調症などの脳疾患に対して、病気の予防段階から発症後までの早期診断・行動変容をテクノロジーによる提供をしている国内唯一の専業メーカーです。中でも、認知症という高齢化の社会課題に注力して医療機器プログラムやDXソリューションを開発しています。
脳の病気は、誰しもがその発症の可能性を秘めています。その一方で、診断は医師の経験や勘に依存部分が多く、病気の正確な診断が難しい、根治薬がないといった課題が多い分野です。
しかしながら、昨今では、科学の進歩による認知症新薬の開発の期待、それに伴う人々の意識に変化が見られる領域でもあります。
私たちは、「ブレインヘルスケアを世界の当たり前に」をミッションに掲げ、2017年に創業しました。テクノロジーを通じて患者さんとそのご家族のQOL向上に貢献し、人生100年時代における人々の"つながり"を最期の瞬間まで守り続ける、その源でありたいという想いから事業を行っています。
▼弊社のプロダクトについて
全国の医療機関での採用が進む脳ドック用AIプログラム『Brain Life Imaging®』(2022年グッドデザイン賞 受賞)や認知機能テスト『CQ test®』、認知症診断を支援するソフトウェアとして薬事認可を取得した脳画像解析プログラム『BRAINEER®』を自社開発しています。
▼弊社の組織・チームについて
医療機関や顧客企業とのパートナーシップを構築・維持する事業側のメンバーから、Ph.D.を持つ研究開発チーム、品質管理や各分野の専門性を持ったプロダクト開発チームが連携し「顧客中心」の製品開発を行う製販一体の体制で事業を行っています。この組織体制が目指すところは、顧客の課題、導入後の小さなトラブルでも見逃さずに、企画開発にフィードバックをかけていき、機動力の高い組織を目指しています。
また、コア技術、ブランド、知財を取りまとめプロダクトロードマップを展開しながら、製品企画プロセスをマネジメントしています。これにより、目の前の顧客に価値を届けることに加え、中長期的な事業上の価値の最大化を継続的に行うことを実践してきました。
これまで培ってきた弊社のコア技術(画像解析技術、問診技術)に更に磨きをかけ、予防医学領域のビジネスを中心に事業を拡大してきました。特に弊社の主戦場となる認知症分野では、新薬の登場に伴い、予防・早期診断に関するニーズが一層高まっています。弊社が有する複数のソリューションを医療機関や受診者様により利用しやすい形で提供することで市場の期待に応え、2025年は弊社としても大きな飛躍の年にしたいと考えています。
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代表取締役
慶應義塾大学法学部卒業後、株式会社キーエンス入社。国内外での事業立上げ、北米・中南米での駐在経験含め、海外事業及び組織立ち上げに従事。その後、シリコンバレーVCにてEiR(Entrepreneur in Residence)を経て、2017年1月、株式会社Splinkを創業。ダートマス大学経営大学院修了。
ーSplink創業の原点ー
2017年、代表の青山によって創業されました。その数年前にグローバルテック企業で海外駐在の最中、母親から、父親が重度の脳疾患と診断されたとの連絡を受けたことがきっかけでした。自身の原体験である「脳の病気の見落とし」という課題をテクノロジーを通じて解決することに、力を注ぐ決意をしました。そして、それは日本に限ったものではないと確信し、世界に通用する企業をつくろうと決意。医療サービスが世界に先駆けて進んでいる北米に渡りMBAを取得。、その間、シリコンバレーのVCで働きながら起業家や大学教授等とディスカッションを重ね、在学中にSplinkを創業しました。
メンバー
徳本 直紀
京都大学大学院農学研究科にて応用生命科学修士課程修了後、欧州系コンサルティングファームに入社。製薬・医療機器・医療サービス等のヘルスケア産業及び、製造業のクライアント向けに、全社戦略、新規事業戦略、M&A等のプロジェクトを手がける。同社東京オフィスにおいてプリンシパルに昇格後、ライフサイエンスプラクティスを立ち上げ、プラクティスリーダーを歴任。2021年よりSplink COOに就任。
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