仕事内容
PortXは、大手製造業の「オーダー・生産・物流」のデータを統合的に管理することで、サプライチェーンの難問を解決するアプリケーションを提供しています。製造業という世界最大の産業にディープダイブし獲得したPortXのコンポーネントとドメイン知識、プロフェッショナルなチームでお客様の抱える難問に正面から向き合い、大きな経済的インパクトをお客様と共に生み出し続けることを目指しています。
■職務内容
大手製造業の中に深く入り込み、お客様と共にサプライチェーンの難問を解決するためにFDEが必要です。大手製造業が業務領域(販売計画、オーダー管理、生産計画、生産情報、輸送情報、etc)ごとに長い時間をかけて築き上げてきた自社システム群は、すでに業務をシステム化し、一定の業務効率化やデータ化をするという問題を解決しています。お客様が実現されたいことは、業務のシステム化や断片的な効率化ではなく、サプライチェーンの繋がりをより良くする、という方向へシフトしています。それはより複雑で複数領域をセットで解決する必要のある問題を解決する必要があります。そこへポイントソリューションを持ち込むのではなく、ゼロベースでお客様の実現したい未来を叶えるためにはどのような問題の解決が必要かを考え、お客様を時には説得し、解決策をソフトウェアに落とし込んでいく、それこそがPortXのFDEの使命になります。
具体的には、「オーダー情報と生産情報の最適な紐付けを実現するために、どのようにオーダーと生産の情報を管理すべきか?」や「工場や港における保管キャパを把握するためにどのような仕掛けが必要か?」といった課題に、技術力・創造力・問題解決能力を総動員して挑みます。
お客様ごとにゴール、問題や背景が異なるため、完全に同じ業務は少ないかもしれませんが、具体的には以下のような業務をしていただく可能性が高いです。
ただし、アサインされるプロジェクトによってそれぞれ特徴が異なります。
私たちの協力会社も含め40人近い規模で大きなプロジェクトを推進する可能性もありますし、商談フェーズから営業チームと同席し、お客様の問題解決の提案を行うところから始まる場合もあります。(2人以上のチームで動きます)
・商談フェーズ :必要なタイミングで同席し、お客様の課題を解決するためのLLMを活用したプロトタイプ作成や提示及び、時間軸に合わせたスコープのアジャスト
・PoCフェーズ : ミニマムのユースケースと問題を解決できるアプリケーションを決め、エンジニアチームと協働し、アーキテクチャや設計の意思決定を行う
・PJフェーズ : 顧客ニーズに合わせ、PortXのコンポーネントを活用したカスタムアプリケーションを開発します。プロジェクトマネジメントを行い、顧客との対話を重ね、プロジェクトを成功に導きます
・GoLive後 : 一度のGoLiveで終わりではありません。問題解決の枠をひろげ、他の工場へ横展開したり、次の問題を解決できるように動きます
必要な経験・スキル
【必須(MUST)】
・下記いずれかの実務経験合計3年以上:
ーITシステム導入リード/SaaS導入コンサル/業務コンサル/物流・SCM領域のシステム導入
・プロジェクトマネジメント経験(WBS策定〜進捗/リスク/課題/変更管理、複数ステークホルダー調整)
・技術面での基礎知識(AWS/Web開発/REST API/データベースなどの理解があり、システム導入プロセスを推進できる方)
【歓迎(WANT)】
・受託開発の経験
・客先での常駐業務の経験
・海外開発ベンダー/パートナーとの協業経験
・LLMを用いた業務自動化(要件→プロトタイプ→運用)の経験
・ERP/WMS/TMS導入・運用、EDIによる連携経験
・国際物流/貿易実務の経験
ご面談の中で様々なご経験をお伺いさせてください!
【その他】
・弊社のビジョン・ミッション・バリューに共感していただける方
・お客様の業務を広く深く学ぶことを楽しめる方
・変化を楽しみ常に挑戦し続ける方
・顧客の既存業務フロー・既存システムを自発的に素早く把握し、データやフローの抜け・重複・つながっていない箇所を見つけて改善につなげることを楽しめる方
・顧客の制約を深く理解したうえ、その枠にとらわれない思考と発想を持ち合わせ、テクノロジーによる解決を志向できる方
・不確実性の高い状況に対する耐性を持っている方
募集概要
(フルタイムの場合)
株式会社PortXについて
Vision
「日本の成長の導火線になる」
製造業のサプライチェーンは、今や複雑さと分断が極限まで進んでいます。 オーダー、生産、物流といったデータは企業内外に散在し、 現場ではいまだに人の手による膨大な調整が行われています。
PortXが目指しているのは、この分断されたデータと業務を再統合し、動的に最適化できるサプライチェーンの基盤をつくること。
単なるシステム連携ではなく、業務の本質的な構造をモデル化し、現場で"本当に使える"アプリケーションとして実装しています。
この挑戦は、表面的な効率化ではありません。
私たちは、「人の手と各自の判断」で進められていた社会の生産と流通の仕組みそのものを再設計するという壮大なテーマに、「データとソフトウェア」で挑んでいます。
それは、製造業の知を再生産し、日本のものづくりを次の時代へ進めるための、私たちの答えです。
事業内容
PortXは、「日本の成長の導火線になる」という志のもと、代表・石田が大学在学中に創業したテクノロジーカンパニーです。
2019年の設立以来、いくつかの事業領域を経て、現在は日本の産業構造を根本から変える“サプライチェーンのDX”に挑んでいます。
私たちのプロダクトは、売上1,000億円超の大手メーカーにも導入されており、複雑でレガシーな業務課題をテクノロジーの力で解決しています。
現在は以下2つの軸で事業を展開中です。
・サプライチェーン全体を貫く汎用データモデルの構築
オーダー・生産・物流など、各領域の情報を横断的に扱える共通データ構造を設計。
・データモデルを活用した業務アプリケーションの提供
輸送計画を支援する「計画アプリ」、現場オペレーションを担う「実行アプリ」、計画と実績の差を可視化する「分析アプリ」などを、企業固有の業務にあわせて開発。
これらは単なるSaaSではなく、企業の業務構造に深く入り込み、課題を本質から解決する“業務OS”として機能します。私たちは、社会の生産と流通の仕組みそのものを再設計することで、次世代のサプライチェーンを実現しようとしています。
Founder/代表取締役
石田寛成
横浜国立大学在学時に起業。
学生時代から「日本の成長の導火線になる」という志のもと複数の事業を立ち上げ、
常に「GDPにどれだけ寄与できるか」という視点で産業を見つめてきた。
その中で出会ったのが、いまだ非効率が残る国際物流の世界。
どれだけテクノロジーが進化してもモノの流れは止まらない——
この永遠の課題に挑むため、サプライチェーンのDXを推進するプロダクトの開発に着手した。
現在は、グローバル物流のDXを推進する次世代クラウド「PortX」を軸に、
SaaSと個別開発の両輪で事業を展開。
売上1,000億円を超える大手企業へ付加価値を提供し、
業界構造の変革をリードしている。
メンバー
大河原麗偉
SaaS企業の取締役CTOを経て、2023年にPortXへ参画。
長年にわたりエンタープライズ向けクラウド開発や開発組織の立ち上げを牽引してきた。
PortXでは技術戦略の策定から製品開発、海外チームとの協業まで、技術面から事業全体を支える中核としてリード。
スピードと品質を両立する開発文化を築き、"技術で国際物流の未来を創る" という挑戦を推進している。
「国際物流という、どれだけテクノロジーが進んでもなくならない永遠の課題に、技術の力で挑むことができるのがPortXの面白さ」と語る。
技術の進化を社会の変革へとつなげる、その使命感がチームを動かしている。
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