仕事内容
【募集の背景】
株式会社イミロンは、国立情報学研究所およびJST ERATOの先端研究成果を活かし、ソフトウェアやシステムの仕様を厳密に記述・検証することで、設計段階の品質保証から運用時における説明責任を実現するエンジニアリングプラットフォーム『SpecForge』を開発・提供しています。
技術的な優位性は確立されており、エンタープライズ企業からの引き合いも増えつつありますが、アカデミックな技術を顧客のビジネス現場に落とし込むための「接続役」が不足しています。そこで今回、新設する「ソリューション部門」の立ち上げメンバーとして、技術的知見を武器に顧客の成功に伴走していただける方を募集します。
【業務詳細】
プロダクト部門およびグロース部門と連携し、「受注前の技術支援(Pre-Sales)」から「受注後の導入・活用支援(Post-Sales/CS)」までを一貫してリードしていただきます。
■ 技術コンサルティング・プリセールス
- 顧客企業(主に自動車OEM、サプライヤー、社会インフラ企業)の課題をエンジニアリング視点でヒアリングし、『SpecForge』を用いた解決策を提案・設計
- 顧客の実データ(設計仕様文書、シミュレーションモデル、ログデータ等)を用いたデモンストレーションおよび概念実証(PoC)の実施
■ 導入エンジニアリング・オンボーディング
- 顧客の自然言語仕様書の形式仕様(当社独自DSL)への落とし込み支援および技術的な実装サポート
- 顧客の開発エコシステム(CI/CD、MBD環境等)へのツール統合およびワークフロー構築支援
■ プロダクトフィードバック
- 現場での技術的課題やエンジニアの声を開発チームへフィードバックし、製品機能の改善・強化に貢献
必要な経験・スキル
【必須スキル】
- ソフトウェアエンジニアリングまたはシステム開発の実務経験(目安3年以上 / Python, C++, MATLAB等)
- 顧客折衝、要件定義、または技術サポートの実務経験(SIer、受託開発、プリセールス等)
- 新しい技術概念(形式手法・数理論理学)を学び、実務に応用する強い意欲
- 複雑な技術課題を噛み砕き、顧客エンジニアと円滑に合意形成できるコミュニケーション力
【歓迎スキル】
- 製造業(特に自動車業界)における組込みソフトウェア開発、またはモデルベース開発の経験
- ソフトウェア開発プロセス標準モデル、機能安全(ISO 26262)、SOTIF、その他自動車関連法規・標準に関する基礎知識
- 大学や研究機関での形式手法、または数理論理学に関する学習・研究経験
- ビジネスレベルの英語力(多国籍な開発チームとの連携のため)
■「技術の翻訳家」
- アカデミックな技術と、ビジネス現場のギャップを埋めることにやりがいを感じる方。
-「論理」と「実践」の架け橋となり、新しい開発文化を作ることを楽しめる方
■「誠実なプロフェッショナル」
- 技術的な正しさに基づき、プロジェクトを正しい方向へ導くための建設的な主張ができる方
- 自社の技術に誇りを持ち、その価値を社会実装することに情熱を持てる方
- 自律的に考え、行動し、プロジェクトを推進できる方
■「不確実性を楽しむ自走力」
- 創業期の少人数組織において、自らフローを作り、役割を広げていくことにポジティブな方
- インターナショナルな組織の中で、他者を尊重しながら協働できる方
募集概要
(フルタイムの場合)
株式会社イミロンについて
Vision
論理の力で”安全”と”なぜ”をデザインする
About /社名の由来
いみ-ろん【意味論】
1. 計算機科学 (= コンピュータの数学) の一分野。狭義には論理計算式の「意味」や「解釈」についての理論をいう。
2. ふるまいを数学のコトバでモデリングして、その本質の理解をめざす学問、および技術。
事業内容
国立研究開発法人 科学技術振興機構における大学発新産業創出プログラム、JST START 起業実証支援の成果(課題名:ソフトウェア品質の論理的説明技術による、自動運転の本格普及の実現・研究代表者:蓮尾 一郎(大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII))をもとに「株式会社イミロン」を設立しました。
イミロンでは、自動運転や生成AIをはじめとする侵襲的新情報技術(社会のあり方を大きく 変える情報技術)に対し、論理学に基づくセーフガード技術や論理的説明技術を提供。
「安全性」「信頼性」「説明責任」を飛躍的に向上させることで、社会への受け入れ方を明示化し、人間中心の安心・安全な情報化社会の実現に貢献していきます。
【開発・提供しているプロダクト】
数学的に厳密な「形式仕様」をAIと組み合わせて鍛え上げる、エンジニアリングプラットフォーム「SpecForge」を開発・提供。大規模かつ複雑化するミッションクリティカルシステムの「安全性」「信頼性」「説明責任」を飛躍的に向上させることを可能にします。
CEO / 創業者
足立正和
大阪大学卒業後、カーネギーメロン大学でのポスドクを経て、2007年豊田中央研究所に入所。
車載ソフトウェア研究の中心地である欧州への最初の赴任者に選ばれ、現地でのR&D活動の立ち上げを担当。その後、エンジニアリングコンサルを経て、2017年株式会社デンソーへ入社。
2020年からデンソードイツにて欧州R&Dチームを統括し、基盤ソフトウェア、自動運転、セキュリティ、サプライチェーンデータ管理に関する活動に従事。海外と日本、基礎研究と実応用を結ぶブリッジパーソンの役割を長く担う。
メンバー
蓮尾 一郎
国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系教授、数理的高信頼ソフトウェアシステム研究センター長、学術博士(Radboud University Nijmegen, 2008)。京都大学数理解析研究所助教、東京大学大学院情報理工学系研究科講師・准教授、国立情報学研究所准教授を経て現職。2016年10月から JST ERATO 蓮尾メタ数理システムデザインプロジェクト研究総括。専門は理論計算機科学、特にシステム検証、プログラミング言語理論における数学的構造に興味を持つ。国際会議 CONCUR 2014 最優秀論文賞、国際会議 ICECCS 2018 最優秀論文賞、国際会議 CAV 2024 Distinguished Paper Award、科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞 研究部門などを受賞。
James Haydon
インペリアル・カレッジ・ロンドンでコンピュータサイエンスの理学修士号を取得し、オックスフォード大学で代数幾何学とカテゴリー理論を専攻して数学博士号を取得、さらにヨーロッパをリードする関数型プログラミングのコンサルタント企業を含む複数の名門企業でシニアエンジニアやテックリードを経験。JST ERATO 蓮尾メタ数理システムデザインプロジェクトでは開発チームリードを務め、蓮尾と共にシステム設計に形式手法を適用する研究に従事。専門分野は、ドメイン固有言語の設計、関数型プログラミング、およびWebシステムアーキテクチャなど多岐に渡る。
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