仕事内容
プロダクトチームに所属し、養豚専用のAIカメラ開発に関する、画像解析や機械学習、深層学習の設計から実装までを担当していただきます。
<主な業務内容>
・機械学習および深層学習モデルの設計・実装・最適化
・画像解析(例: 物体検出、セグメンテーション、特徴量抽出)
・統計モデルや機械学習モデルを用いたデータ解析
・モデルの本番環境への導入および運用
・データ前処理、可視化、モデリングを含む探索的データ分析(EDA)
・ビジネス課題を解決するためのAIソリューション提案
・チームメンバーと協力したプロジェクト推進および技術的リーダーシップの発揮
必要な経験・スキル
・機械学習・深層学習の理論および実装経験
・Pythonを用いたデータ解析およびモデル構築の実務経験
・OpenCV、TensorFlow、PyTorchなどを活用した画像処理の経験
・統計学やデータモデリングの基礎知識
・SQLなどを用いたデータ抽出および操作経験
【歓迎スキル】
・クラウド環境(AWS, GCP, Azure)でのAIモデル運用経験
・コンピュータビジョン分野における高度な技術経験(例: YOLO、Mask R-CNN、Transformers)
・自然言語処理(NLP)の知識や実務経験
・ビッグデータの処理基盤(Hadoop、Spark、BigQuery)の使用経験
・データパイプラインの設計・構築経験
募集概要
(フルタイムの場合)
株式会社Eco-Porkについて
Vision
【Eco-PorkのVMV】
◇Vision
人間は動物・植物・菌類など、さまざまな生き物のいのちをいただいて生きてきました。その中でも陸上動物をいただく食肉文化は、国・宗教・信条・風土により、禁忌を含むさまざまな形で確立されてきました。
この豊かな文化の多様性は、現代において需給問題や環境問題という新たな課題に直面しています。
私たちは問いかけます。
「地球と人類の持続可能性を追求しながら、人類とともに育まれてきた、いのちと向き合う食肉文化を、次世代へとつないでいけないだろうか。」
そのために私たちは、食べる・食べないという選択を互いに尊重し合える豊かな社会を、養豚を起点としたテクノロジーによって実現していきます。
◇Mission
「データを用いた循環型豚肉経済圏の共創」
需給問題や環境問題といった深刻な事態に晒されている食肉文化を、養豚を出発点にしたテクノロジーによって、持続可能なものへと変えていきます。
いのちと向き合い、いのちに感謝する「肉をいただく」文化を私たちの子孫へと繋いでいくことで、様々な価値観がお互いに尊重される、ゆとりある社会を実現します。
◇Value
1. 自分と仲間を信じて、主体的に食肉文化の未来を描きます
2. 自ら学んで養豚を科学します
3. あたまで10倍行動します(あたま:明るく、楽しみ、前向きに)
4. 人を巻き込み仲間を作ります
5. 最後までやりきって未来を実現します
事業内容
【エコポークについて】
Eco-Porkは、ビジョンである「食はいのち。次世代に食肉文化をつなぐこと。」を実現するために、ミッションである「データを用いた循環型豚肉経済圏の共創」を目指す、世界唯一のデータカンパニーです。
現在、食肉文化を次世代に繋ぐために「タンパク質危機」と「畜産業の環境負荷」の問題解決が、世界中で求められています。
2040年に食肉を選択できる未来を創っていくために、私たちはICT/IoT/AIを活用した「生産性向上」と「環境負荷軽減」を両立させるデータソリューションを養豚業界に提供し、養豚DXを起点に食料問題解決に取り組みます。
【事業概要】
Eco-Porkは養豚農家向け経営管理システムの「Porker」を2018年にリリースし、提供しています。
タンパク質危機をご存じでしょうか。
2027年には世界のタンパク質含有農産物の需要が供給を上回る可能性があるだけでなく、2040年には畜肉(動物由来の従来の肉)の割合は40%まで減少し、細胞培養肉・植物由来の代替肉に置き換わると言われています。本物のお肉の減少という社会的課題に直面する中、私たちは「本物のお肉」を守り、未来の食肉供給に貢献したいと考えています。
これらの課題解決のために私たちが開発した「Porker」は、農家の改善を支援する養豚経営支援システムで、ICTによる見える化や、IoT/AIによる生産管理を実現することができるソリューションです。
このソリューションは、国内で初めて実用化したAI自働豚体重測定カメラ「 AI豚カメラ(ABC)」をはじめとする、養豚農家さんに寄り添ったプロダクトを評価をいただき、現在、国内で生産される豚肉の約14%はこの「Porker」が活用されています。
また、農林水産省スマート農業実証プロジェクトでの効果実証をはじめ、農林水産省のSBIRや、経済産業省のJ-Startup Impact選定などに採択いただき、国からも高く評価されています。
創業者 代表取締役
神林 隆
ミシガン大学経営学(Master of Business Administrations)修士課程を成績優秀者として修了。外資系コンサルティングファームにてテレコム領域の経営戦略・新規ビジネスモデル企画などに従事。その後、統計解析・人工知能を活用した新規ソリューション開発を責任者として主導。テクノロジーを活用し、養豚を出発点とした持続可能な循環型食肉文化を構築するため、平成29年11月29日(ニク・イイニクの日)にEco-Porkを創業。趣味は料理、お笑い番組鑑賞、家族との時間。
メンバー
荒深 慎介
慶應義塾大学大学院基礎理工学専攻生物化学修士課程修了。大学院修了後、外資系コンサルティングファームに入社。大手製造機器メーカーに対し、統計・機械学習を活用したデータ分析による業務改善/経営戦略支援に従事。タンパク質危機問題により、「食」の豊かさが脅かされる状況下、Eco-Porkを共同創業。テーブルミートを支える豚肉が「食」の選択肢として在り続けるために持続可能な養豚をテクノロジーで支援する「Porker」を考案。2021年4月にEco-Porkの取締役に就任。
鈴木 健人
東京工業大学理学部数学科卒業。実家は養豚業を営んでおり、高校卒業までは愛知県の養豚の盛んな地域にて育つ。大学卒業後、メガバンクグループに入社。銀行での大企業営業、グループ証券会社でのM&Aアドバイザリー業務に従事。幼少期より感じていた養豚業の抱える課題を自身の手で解決していきたいと発心し、Eco-Porkへと参画。2021年4月にEco-Porkの取締役に就任。趣味は映画、サウナ、ラジオ。
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