Veneno Technologies株式会社
Veneno Technologies株式会社
新素材・バイオテクノロジー / 医療・ヘルスケア
天然の毒から新薬を創造!誰もやっていない高中分子の領域を切り拓く研究者を募集!
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仕事内容

ジスルフィドリッチペプチド(DRP)をモダリティーとする医薬、農薬、バイオマテリアルの研究開発を行います。製薬企業や農薬企業との共同研究において、DRPライブラリーの設計、弊社独自の技術であるPERISS法によるアフィニティースクリーニング、弊社独自の方法によるDRPの少量多品種生産、活性評価等の業務を行います。

必要な経験・スキル

遺伝子工学的手技に精通していること。分子生物学、生化学、薬理学、生理学、農芸化学等の分野で修士号を取得していることが望ましい。少数精鋭のチーム内で密にコミュニケーションを取り課題を解決できる。

募集概要

勤務地/最寄駅
茨城県つくば市千現二丁目1番地6 / つくば駅
雇用形態
仕事日数
勤務時間
在宅可否
年収目安
(フルタイムの場合)
休日・休暇
待遇・福利厚生
試用期間

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Veneno Technologies株式会社について

Vision

当社は、DRP 創製のプラットフォーマーとして、医薬品分野では創薬研究型企業のサポートを進めるとともに、同技術をベースにアグリサイエンスやマテリアル分野におきましても幅広い展開を進めてまいります。

|当社のビジネスモデル

DRPによるペプチド医薬品開発および農薬成分の開発をミッションに掲げ、2つのビジネスモデルで事業を展開しています。

<Drug Discovery Partnering>
当社のスクリーニングプラットフォーム技術を活用して、クライアントとの共同研究により、機能性DRPをオーダーメイドで開発します。

<In-house pipelineのライセンスアウト>
社内パイプラインとして研究開発を進め、医薬品候補DRPを製薬企業へライセンスします。

事業内容

|事業内容
ジスルフィドリッチペプチドをベースとした新規な医薬品・農薬・バイオケミカルの研究開発

当社は、DRPを大腸菌のペリプラズム空間内に発現し正しい構造にフォールディングさせた後、培養液中にDRPを分泌させる技術Super Secrete法を日本の化学会社と共同で開発しています。一般的に、大腸菌はペプチドやタンパク質を培養液中に分泌できませんが、Super Secrete法では特殊な培養液を用いることでそれを可能にします。大腸菌を破砕してペプチドやタンパク質を精製する方法では、LPSなど大腸菌由来の成分の混入を避けるために、入念な精製工程が必要です。一方、Super Secreteでは、大腸菌を破砕する必要がないため、菌体由来の成分の混入の大幅な削減と精製工程の簡略化が可能となります。当社はラボレベルの少量スケール生産法(小型のジャーファーメンターを用いた培養と精製法)を確立しています。

これにより、初期の開発ステージにおける薬理学的試験(細胞アッセイ、動物試験)、安定性、毒性・安全性試験に必要な量のDRPを提供することが可能となりました。

|Disulfide-Rich Peptide (DRP)とは?

ジスルフィドリッチペプチド(DRP)は分子内に複数のジスルフィド結合を有するペプチドです。通常、20から60個のアミノ酸から構成されます。特に、クモやサソリ、ヘビなどの毒液中に含まれるDRPは、イオンチャネルやGPCRに対して、強力かつ選択的に作用することが知られています。DRPはそのジスルフィド結合が生み出す堅固なフレームワークにより、直線状ペプチドと比較して、分解酵素、酸、熱に対して高い安定性を持っています。また、コンパクトで安定な構造であるがゆえに、免疫原性が低いことが知られています。このような特性により、DRPはイオンチャネルやGPCR薬開発のための有望のリード化合物であると考えられています。

会社名
Veneno Technologies株式会社
代表者名
吉川寿徳
設立年
2020年
所在地
茨城県
社員数
10人以下
特徴

代表取締役社長

吉川寿徳

1990年東北大学薬学部学士課程修了。1990年~2004年中外製薬株式会社(新薬の研究開発推進部門、薬制部門他)、イギリス3年間の駐在を含め、組み換えタンパクや抗体医薬など複数のグローバル開発品でプロジェクトマネジメントや薬事戦略、薬制業務などを実践。2004年~2010年株式会社エムズサイエンス取締役、2010年~2013年株式会社ボナック取締役兼経営企画室長、2012年~2021年株式会社アクアセラピューティクス代表取締役社長と、複数のバイオベンチャーで新薬の研究開発に携わりつつ、会社創業から資金調達、株式上場業務を含めた会社経営、管理業務、IPO対応などを実践。Veneno Technologies株式会社代表取締役社長(President & CEO)。

メンバー

木村 忠史

1989年東北大学理学部生物学科卒業。1991年上智大学大学院修士課程修了。1991年~1994年三菱化成工業株式会社にて一般薬理学研究に従事。1998年筑波大学大学院博士課程修了。1998年に工業技術院生命工学工業技術研究所入所(現 産業技術総合研究所)、現在に至る。各種イオンチャネルの電気生理学的研究およびタランチュラ毒DRPの研究を行い、その後のDRP SpaceTM (イオンチャネル焦点化ペプチドライブラリー) やPERISSTM法(大腸菌を用いた進化的分子工学に基づく新しい高速スクリーニング法)等を開発、一気通貫型の技術であるVeneno SuiteTMとしてまとめ上げた。Veneno Technologies株式会社の創業者であり取締役(CSO・CTO)。

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